少女地獄 歌詞 ユリイ・カノン feat. GUMI ふりがな付

愛あいも哀あいも余あまさずちょうだい
厭あくまで情じょうに綴とじ込こめて
I could die ほら悖もとる双眸そうぼう
脳のうに咲さいた少女しょうじょ地獄じごく

I know 相あいも変かわらず迷妄めいもう
あれこれ欠かいて苛さいなまれて
人間にんげん然ぜんとしたその表情ひょうじょう
もう一切いっさい 禍か殃おうと焚くべる

値札ねふだをつけた月並つきなみな夢ゆめに転ころげ落おちゆく惨みじめな人ひと
嘘うそなど無ないと嘘うそ吐つく
なんで?なんて泣ないても無駄むだって
この街まちが捨すてたモラリティの形かたちなど誰だれも忘わすれたんだ
って歌うたう路上ろじょうのシンガー
彼女かのじょはどんな顔かおしてたっけ?

売うり払はらった拙劣せつれつな自分じぶん
買かい戻もどすことなんてできず
ありふれたショーウインドウに
飾かざったイミテーション

愛あいも哀あいも余あまさずちょうだい
厭あくまで情じょうに綴とじ込こめて
I could die ほら悖もとる双眸そうぼう
脳のうに咲さいた少女しょうじょ地獄じごく

I know 相あいも変かわらず迷妄めいもう
あれこれ欠かいて苛さいなまれて
人間にんげん然ぜんとしたその表情ひょうじょう
もう一切いっさい 禍か殃おうと焚くべる

「どこかの誰だれかの華はなやぐ人生じんせいもなんにも羨うらやましくないわ」
嘯うそぶくひょうろくを嗤わらえ
いっそ死しんでしまいたいんだ

気忙きぜわしい野暮やぼなソサエティに日和ひよって喰かまれて腹はらの中なか
足掻あがけど拗こじれるばかり
もういい疾とうに手遅ておくれなんだ

汚よごれた鏡かがみの向むこう
そこに立たつのは誰だれかと問とうてみたんだ

ねえ嘘うそでいいから言いって
あたしが一番いちばん幸しあわせなんだって

愛あいも哀あいも余あまさずちょうだい
厭あくまで情じょうに綴とじ込こめて
I could die ほら悖もとる双眸そうぼう
脳のうに咲さいた少女しょうじょ地獄じごく

I know 相あいも変かわらず迷妄めいもう
あれこれ欠かいて苛さいなまれて
人間にんげん然ぜんとしたその表情ひょうじょう
もう一切いっさい 禍か殃おうと焚くべる

結むすんで 解ほどいて 擦すり切きれて
血ちが滔々とうとう溢あふれ出だした

怨うらんで 赦ゆるして うらぶれて
独ひとり逡巡しゅんじゅんして罷まかって

この地獄じごくの向むこうから
あの日ひのあの子こが手て招まねくの

ほら合図あいずのチャイムが鳴なる
「また明日あした」と手てを振ふった