LILAC 歌詞 DUSTCELL ふりがな付

見みたくなくて 壊こわれるのが怖こわかった
期待きたいしちゃだめだ ハリボテの言葉ことば
誰だれか泣なかせちゃった?誰だれか殺ころしたっけ?
まとわり付ついて 泥どろみたいに取とれない

視野しやが狭せまくなった 沼ぬまに足あしを取とられ
ただ怯おびえてるだけの 無抵抗むていこうの亡骸なきがら
声こえに出だして誰だれかを呼よんでみる?
雨あめの音おと混まじった 優やさしい声こえがした

夜よるが少すこし通とおり過すぎる頃ころ
小ちいさくて優やさしくてちょっとだけ時間じかんが足たりない
それでもただ前まえを歩あるきたくて
そんな君きみと笑わらい合あいたい

平等びょうどうに時間じかんが回まわるこの世界せかいで
同おなじ物ものを聴きいて同おなじ物ものを見みた
何なにの足たしにもならない小ちいさな不安ふあんだって
君きみの前まえでは 本当ほんとうに全すべて創造そうぞうになるんだ

今いま僕ぼくに出来できることは何なにだ?
想像そうぞうして形かたちにするか
雨あめの音おとに混まじるように
遠とおくても君きみとの世界せかいを守まもりたい
でもここはまだ通過点つうかてんだ
呼吸こきゅうを止とめるな

本当ほんとうは知しっていたんだ
対等たいとうでは無なく愚おろかなんだって
はなから期待きたいしなければよかった
そのために引ひいた線せんのはずなのに
じゃあ何なにを信しんじたらいい?
何なにに縋すがって生いきればいいんだ
いくら思考しこうしても答こたえは見みつからない
自分じぶんが自分じぶんで強つよく在あるしかない

平等びょうどうに時間じかんが回まわるこの世界せかいだ
理不尽りふじんにまみれても ただ創つくりたい
一人ひとりでも生うみ出だせるって声こえを上あげて
君きみを思おもい描えがいた 本当ほんとうに出会であえて嬉うれしかったんだ

今いま僕ぼくに出来できることは何なにだ?
想像そうぞうして形かたちにするよ
夜よるの音おとに重かさなって
僕ぼくと君きみの小ちいさな秘ひめ事ごとは全部ぜんぶ
あの日ひから綺麗きれいなままで眠ねむっている