雁首、揃えてご機嫌よう 歌詞 卯花ロク feat. 初音ミク ふりがな付

その日ひは花はなが立たてられて 私わたしは透明とうめいだった
咽むせび泣なく声こえが教室きょうしつを浅葱あさぎ鼠色ねずいろに染そめる
まるでそれは茶番劇ちゃばんげき 誰だれもが我われ関かんせずだ
それならさ 教おしえてあげるよ
お前まえらが殺ころしたんだ

容易たやすく言葉ことばの散弾さんだんを
雨霰あめあられのように撒まいといて
涙なみだなんて 後悔こうかいなんて
ご都合つごうがよろしくはないですか?

手向たむけの謝罪しゃざいは結構けっこうです
願ねがわくば地獄じごくで会あいましょう
お前まえらが見みせた嘲笑わらい顔がおで
優やさしく迎むかえてあげますよ


いつしか積つもる与太よた話ばなし 私わたしは哀あわれだった
花売はなうりの罪悪ざいあくの末すえとか まやかしとすり替かえるな
まるで偽造ぎぞう工作こうさくだ 誰だれもが共きょう犯罪者はんざいしゃ
主犯格しゅはんかくは嘘うそを塗ぬりたくり
のうのうと今日きょうも生いきている

お前まえだけは許ゆるさない

上辺うわべの正義せいぎを翳かざして
それを後うしろ盾だてに排他はいたして
さぞや気持きもちよかったでしょう
その正義せいぎが生せいを奪うばいました

経験けいけん値ちのお味あじはどうですか?
冤罪えんざいの切きれ味あじはどうでした?
過あやまちに気きづき震ふるえますか?
生いき地獄じごくの味あじ 噛かみしめろ


講釈こうしゃく垂たれ流ながす青あおい鳥とりさん
道理どうりとか 罰ばちとか 愛あいだとか
それが何なにの役やくに立たつの?このザマで


荒あらしたいだけ荒あらし忘わすれてゆく
生前せいぜんも死後しごも蹂躙じゅうりんしてく
学まなばないで繰くり返かえす
人ひとの生命せいめいは娯楽ごらくでした

お前まえらの顔かおは覚おぼえました
呪詛じゅそは欠かかさずに唱となえましょう
必かならず地獄じごくに堕おとしましょう
それがせめてもの仇あだ返がえし
それまでお元気げんきで じゃあまたね