海うみを濡ぬらして 雨あめが降ふる
未練こころゆすって 海うみが鳴なる
わざとはしゃいで 甘あまえてみても
明日あすは他人たにんの 岬みさき宿やど
酔よったふりして 腕うでのなか
ねだる名残なごりの 口くちうつし
むせぶ霧笛きりぶえ 啼なき交かうかもめ
耳みみに涙なみだが はいります
墨絵すみえ海峡かいきょう 漁火いさりびの
花はなも散ちり散ぢり 荒あれ模様もよう
生いきて咲さけない 夢ゆめならいっそ
いっそ死しねよと 海うみが泣なく
海umiをwo濡nuらしてrashite 雨ameがga降fuるru
未練kokoroゆすってyusutte 海umiがga鳴naるru
わざとはしゃいでwazatohasyaide 甘amaえてみてもetemitemo
明日asuはha他人taninのno 岬misaki宿yado
酔yoったふりしてttafurishite 腕udeのなかnonaka
ねだるnedaru名残nagoりのrino 口kuchiうつしutsushi
むせぶmusebu霧笛kiribue 啼naきki交kaうかもめukamome
耳mimiにni涙namidaがga はいりますhairimasu
墨絵sumie海峡kaikyou 漁火isaribiのno
花hanaもmo散chiりri散jiりri 荒aれre模様moyou
生iきてkite咲saけないkenai 夢yumeならいっそnaraisso
いっそisso死shiねよとneyoto 海umiがga泣naくku