ああ田原坂 歌詞
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かわい稚児ちごどんが 濡ぬれてゆく
ああ 散ちるが花はなかよ
田原坂たばるざか
下さげた血刀ちがたな 笑わろうて振ふれば
風かぜに飛とぶ飛とぶ 乱みだれ雲ぐも
ああ かばねさらすか
田原坂たばるざか
我わが胸むねの
燃もゆる思おもひに くらぶれば
けむりはうすし 桜島山さくらじまやま
どこで散ちろうと 男おとこの生命いのち
鳴なくな雲間くもまの ほととぎす
ああ つきぬ恨うらみの
田原坂たばるざか
馬骨
2023/02/14 05:44
1956年(昭和31年)高橋掬太郎作詞、山口俊郎作曲の歌である・・明治10年西郷を頭にした地方士族の明治政府に対する反乱で日本お内乱で最大級の内乱であったが、結局は西郷軍が破れ散つて行ったのであるが、”越すに越されぬ田原坂”で花と散ったのである・・無論当時は自刃したものも多かったと思われる・・武士の本懐は遂げられても、残された妻や子は、悲しみの明日が待つばかりである・・争いは必ず犠牲が付き物である・・