あざみの歌 歌詞
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海うみには海うみの 悲かなしみや
ましてこころの 花はなぞのに
咲さきしあざみの 花はなならば
高嶺たかねの百合ゆりの それよりも
秘ひめたる夢ゆめを ひとすじに
くれない燃もゆる その姿すがた
あざみに深ふかき わが想おもい
いとしき花はなよ 汝なはあざみ
こころの花はなよ 汝なはあざみ
さだめの径みちは はてなくも
香かおれよせめて わが胸むねに
馬骨
2023/02/16 05:05
1945年(昭和31年)復員してきた横井弘(18才)が家族が疎開していた長野県諏訪で、野に咲くあざみを自分の恋人に模して作った歌と言われている・・横井弘作詞、八州秀章作曲の歌で、昭和の代表的な名曲となっている、三橋が2007年にリリースしている・・山には山の愁いあり、海には海の悲しみや、まして心の花園に咲しあざみの花なれば・・愛しき花よ汝はあざみ、心の花よ汝はあざみ、さだめの径は果て無くも、香れよせめてわが胸に・・じんと来る歌である