角力すもう名なのりを やくざに代かえて
今いまじゃ抱だき寝ねの 一本刀いっぽんがたな
利根とねの川風かわかぜ まともに吹ふけば
人ひとの情なさけを 人ひとの情なさけを 思おもい出だす
忘わすれられよか 十じゅう年前ねんまえを
胸むねにきざんだ あのあねさんを
ほれたはれたと 言いうてはすまぬ
義理ぎりが負おい目めの 義理ぎりが負おい目めの 旅たび合羽がっぱ
見みせてあげたい 男おとこの夢ゆめも
いつかく崩くずれた 一本刀いっぽんがたな
悪わるい奴やつなら 抑おさえて投なげて
行いくが俺おいらの 行いくが俺おれらの 土俵入どひょういり
角力sumou名naのりをnoriwo やくざにyakuzani代kaえてete
今imaじゃja抱daきki寝neのno 一本刀ippongatana
利根toneのno川風kawakaze まともにmatomoni吹fuけばkeba
人hitoのno情nasaけをkewo 人hitoのno情nasaけをkewo 思omoいi出daすsu
忘wasuれられよかrerareyoka 十juu年前nenmaeをwo
胸muneにきざんだnikizanda あのあねさんをanoanesanwo
ほれたはれたとhoretaharetato 言iうてはすまぬutehasumanu
義理giriがga負oいi目meのno 義理giriがga負oいi目meのno 旅tabi合羽gappa
見miせてあげたいseteagetai 男otokoのno夢yumeもmo
いつかくitsukaku崩kuzuれたreta 一本刀ippongatana
悪waruいi奴yatsuならnara 抑osaえてete投naげてgete
行iくがkuga俺oiらのrano 行iくがkuga俺oreらのrano 土俵入dohyouiりri