夏の大三角関係 歌詞 フジファブリック ふりがな付

本当ほんとうは二人ふたりで見みてるはずだった
夜空弾よぞらはじける　打うち上あげ花火はなび
悲かなしい声こえで急きゅうなキャンセル
気きにしてないと　話合はなしあわせた

少すこしモヤモヤしているけど
いつもの仲間なかまよ
紛まぎらわせてくれ
ちょっとしたユーモアで
ちょっとしたユーモアで

そこのけそこのけ一等賞いっとうしょう
引ひきずる思おもい振ふり切きって
くだらんくだらん日常にちじょうが
消けし飛とんでしまえば
構かまわんこちとら劣等生れっとうせい
後先あとさきなんてどうにでも
何なにも気きにせぬオレたちの
全力ぜんりょくで向むかう心こころ

人ひとごみの中なか　視線しせんの先さきに
夜店よみせに向むかう君きみを見みつけた
ヒヤリ冷つめたく　背筋せすじが凍こおり
ありえないだろ　この光景こうけいはなんだ？

軽かるいその足取あしどりの横よこに
ただならぬムードの
日ひに焼やけたお兄にいさん
ちょっと待まて誰だれなの
ちょっと待まてないから

驚おどろき桃ももの木き　きっと嘘うそ
たまらん後うしろ追おいかける
わからんわからん状況じょうきょうが
焦あせりを押おし上あげる
渦巻うずまく気持きもちが急上昇きゅうじょうしょう
縮ちぢまる距離きょりに息荒いきあらく
何なにを気きにするオレたちの
全力ぜんりょくで向むかう心こころ

そこのけそこのけ一等賞いっとうしょう
思おもわず肩かたに手てをかける
くだらんくだらん日常にちじょうが
消けし飛とんでしまった
夜空よぞらに輝かがやく一等賞いっとうしょう
忘わすれぬ夜よるになりそうだ
何なにを気きにする夏なつの日ひの
全力ぜんりょくで向むかう心こころ