レインボー・シティー・ライト 歌詞 太田裕美 ふりがな付

街まちの灯あかりが舗道ほどうに虹にじのように踊おどる
さっきまで降ふってた雨あめが
海うみを越こえ消きえて行いくわ
口笛くちぶえであなたはシェルブールのメロディー
閉とじた傘かさ右手みぎてにかけて
チャップリン気取きどっているよ
クスクスって微笑わらって
はぐらかした心こころが弾はずむのウー
二人ふたり見みつめるレインボー・ハーバー
過すぎてゆく季節きせつの彩いろどりに包つつまれ
ひとときあゝああ
あなたの瞳ひとみの中なかに人生じんせいが見みえて来きたそう

宵闇よいやみは空そらへと青あおのインク溶とかし
シャガールが描えがいた絵えのよう
くちびるが少すこし寒さむい
おたがいの気持きもちは胸むねの奥おくに沈しずめ
横文字よこもじの船ふねの名前なまえを桟橋さんばしで遠とおく見みてた
ひとつ星ぼしが流ながれて
ときめく胸むねめがけて墜おちてくウー
二人ふたりたたずむトワイライト・ハーバー
駆かけて来くる未来みらいの彩いろどりに染しみって
ひとときあゝああ
結むすんだ手てのひら越ごしに
いま愛あいが走はしり抜ぬけた

クスクスって微笑わらって
はぐらかした心こころが弾はずむのウー
二人ふたり見みつめるレインボー・ハーバー
過すぎてゆく季節きせつの彩いろどりに包つつまれ
ひとときあゝああ
あなたの瞳ひとみの中なかに人生じんせいが見みえて来きたそう