夕立ゆうだちの窓まどに頬ほお寄よせる
君きみはもう少女しょうじょじゃないね
昔むかしなら稲妻いなずまそれは
ぼくの手てに抱だきついたのに
ひどいわ今いまも私わたしの
くちびるはふるえているの
心こころの奥おくまで見透みとおしそうな
あなたの瞳ひとみがとてもこわいのよ
あの頃ころの君きみはミニスカート
今いまよりも無邪気むじゃきだったよ
亜麻色あまいろの髪かみにもパーマかければ
ほら色いろも褪あせるさ
ひどいわ時ときが過すぎれば
人ひとは皆みんな変かわるものだわ
ぜんまい仕掛しかけの人形にんぎょうじゃない
涙なみだも流ながすし胸むねも痛いたむもの
どう言いえば君きみを傷きずつけず
この部屋へやを出でてゆけるのか
お別わかれにくわえた煙草たばこに
君きみの手てで火ひをつけてくれ
ひどいわ愛あいの炎ほのおに
灯ひをともすマッチは無ないの
あの日ひもこうして爪つめさきだって
くちづけしたのも遠どおい夢ゆめなのね
二人ふたりの間あいだで小ちいさく燃もえた
心こころの炎ほのおをどうぞ消けさないで
夕立yuudaちのchino窓madoにni頬hoo寄yoせるseru
君kimiはもうhamou少女syoujoじゃないねjanaine
昔mukashiならnara稲妻inazumaそれはsoreha
ぼくのbokuno手teにni抱daきついたのにkitsuitanoni
ひどいわhidoiwa今imaもmo私watashiのno
くちびるはふるえているのkuchibiruhafurueteiruno
心kokoroのno奥okuまでmade見透mitooしそうなshisouna
あなたのanatano瞳hitomiがとてもこわいのよgatotemokowainoyo
あのano頃koroのno君kimiはhaミニスカminisukaートto
今imaよりもyorimo無邪気mujakiだったよdattayo
亜麻色amairoのno髪kamiにもnimoパpaーマmaかければkakereba
ほらhora色iroもmo褪aせるさserusa
ひどいわhidoiwa時tokiがga過suぎればgireba
人hitoはha皆minna変kaわるものだわwarumonodawa
ぜんまいzenmai仕掛shikakeのno人形ningyouじゃないjanai
涙namidaもmo流nagaすしsushi胸muneもmo痛itaむものmumono
どうdou言iえばeba君kimiをwo傷kizuつけずtsukezu
このkono部屋heyaをwo出deてゆけるのかteyukerunoka
おo別wakaれにくわえたrenikuwaeta煙草tabakoにni
君kimiのno手teでde火hiをつけてくれwotsuketekure
ひどいわhidoiwa愛aiのno炎honooにni
灯hiをともすwotomosuマッチmatchiはha無naいのino
あのano日hiもこうしてmokoushite爪tsumeさきだってsakidatte
くちづけしたのもkuchidukeshitanomo遠dooいi夢yumeなのねnanone
二人futariのno間aidaでde小chiiさくsaku燃moえたeta
心kokoroのno炎honooをどうぞwodouzo消keさないでsanaide