裏切り小僧 歌詞 野口五郎 ふりがな付

またお前まえを
泣なかせてしまった

また今度こんども
ぼくのしくじりらしい

あんなオンナ
何なんでもないんだと

ごまかしても
もうこの手ては古ふるいよね

ほんとに好すきな人ひとの前まえで
男おとこはなぜか
素直すなおになれない

ちがう誰だれかを
誘さそってしまう

それがお前まえを
かなしくさせる

裏切うらぎり小僧こぞう! と
泣なき泣なき言いわれ
返かえす言葉ことばもみつからない

もう夜明よあけがこの部屋へや
染そめる

まだお前まえは
闇やみにとざされたまま

他たの誰だれも
愛あいしちゃいないよと

なぐさめても
もうお前まえに通つうじない

本音ほんねを言いえば 嘘うそにきこえ
黙だまっていれば
いなおりに見みえる

せっぱつまった
あげくの果はては

消きえていくしか
出口でぐちはないか

裏切うらぎり小僧こぞう! と
背中せなかで聞きいて

無理むりに笑わらいを
浮うかべてみる

裏切うらぎり小僧こぞう! と
背中せなかで聞きいて

無理むりに笑わらいを
浮うかべてみる