紐 歌詞 鼻毛の森 ふりがな付

僕ぼくの懐ふところだけでは
できることも限かぎられる。

君きみに持もち前まえがあれば
叶かなう事ことはきっと広ひろがってく。

人ひとは誰だれもがあやかれるなら
あやかりたいものさ 楽らくをするために。

君きみが支ささえてくれたら
僕ぼくは支ささえてもらえる
その優やさしさを頼たよりに
ただ繋つながる僕ぼくは 紐ひもですか？

君きみでまかなえるのなら
君きみのそばで構かまわない

他ほかにあてがあるのなら
他たをむしろ当あたることにします

一度誰いちどだれかに助たすけられたら
また求もとめるものさ 生いきてゆくために

誰だれが手てを差さし伸のべても
僕ぼくは手てを差さし出だします。
それだけで繋つながるから
傍はたから見みた僕ぼくは 紐ひもでした。

いつも甘あまえられるなら
ずっと甘あまえていきます
その味あじを覚おぼえたなら
生いきられないものさ 紐ひもでしか