消きえないで
消きえてしまいそうなの
ワセリンの匂においがする部屋へやが
記憶きおくに浮うき上あがった
最後さいごまで思おもい出だせないけどさ
なんとなく 確信かくしんに変かわるころ
怖こわくなってく予感よかんがしたんだ
でも何故なぜだろう ねえ何故なぜだろう
動うごき出だす体からだを止とめられない
諦あきらめるか(この際さいだし)
糸いとをたぐり寄よせた
肌はだを寄よせた記憶きおくさえも
どうも曖昧あいまいに煙けむった
どこもかしこも見みえないものだらけ
消きえかかるまで 大切たいせつさに気きづけなかった
消きえかかる声こえ 優やさしい想おもいに研とぎ澄すます
消きえかかるまで 泣ないたりなんてしなかったのに
なくなりそうになっていざぶつけるなんてズルいよね
今更いまさらになって無茶むちゃはしないでって
きっと言いうんだろうな
控ひかえめなんて言いわないでよって
顔かおを赤あからめて笑わらうんだろうな
今いまから迎むかえに行いくから
そうね間まに合あうかしら
いなくなるなんて言いわないでね
そういえば今日きょうはやけに体からだが軽かるいの
そうかそれはよかった
でもあなたのことを忘わすれそうなの
実じつは同おなじなんだ
消きえかかるまで 大切たいせつさに気きづけなかった
消きえかかる声こえ 優やさしい想おもいに研とぎ澄すます
消きえかかるまで 泣ないたりなんてしなかったのに
なくなりそうになっていざぶつけるなんてズルいよね
消kiえないでenaide
消kiえてしまいそうなのeteshimaisounano
ワセリンwaserinのno匂nioいがするigasuru部屋heyaがga
記憶kiokuにni浮uきki上aがったgatta
最後saigoまでmade思omoいi出daせないけどさsenaikedosa
なんとなくnantonaku 確信kakushinにni変kaわるころwarukoro
怖kowaくなってくkunatteku予感yokanがしたんだgashitanda
でもdemo何故nazeだろうdarou ねえnee何故nazeだろうdarou
動ugoきki出daすsu体karadaをwo止toめられないmerarenai
諦akiraめるかmeruka(このkono際saiだしdashi)
糸itoをたぐりwotaguri寄yoせたseta
肌hadaをwo寄yoせたseta記憶kiokuさえもsaemo
どうもdoumo曖昧aimaiにni煙kemuったtta
どこもかしこもdokomokashikomo見miえないものだらけenaimonodarake
消kiえかかるまでekakarumade 大切taisetsuさにsani気kiづけなかったdukenakatta
消kiえかかるekakaru声koe 優yasaしいshii想omoいにini研toぎgi澄suますmasu
消kiえかかるまでekakarumade 泣naいたりなんてしなかったのにitarinanteshinakattanoni
なくなりそうになっていざぶつけるなんてnakunarisouninatteizabutsukerunanteズルzuruいよねiyone
今更imasaraになってninatte無茶muchaはしないでってhashinaidette
きっとkitto言iうんだろうなundarouna
控hikaえめなんてemenante言iわないでよってwanaideyotte
顔kaoをwo赤akaらめてramete笑waraうんだろうなundarouna
今imaからkara迎mukaえにeni行iくからkukara
そうねsoune間maにni合aうかしらukashira
いなくなるなんてinakunarunante言iわないでねwanaidene
そういえばsouieba今日kyouはやけにhayakeni体karadaがga軽karuいのino
そうかそれはよかったsoukasorehayokatta
でもあなたのことをdemoanatanokotowo忘wasuれそうなのresounano
実jitsuはha同onaじなんだjinanda
消kiえかかるまでekakarumade 大切taisetsuさにsani気kiづけなかったdukenakatta
消kiえかかるekakaru声koe 優yasaしいshii想omoいにini研toぎgi澄suますmasu
消kiえかかるまでekakarumade 泣naいたりなんてしなかったのにitarinanteshinakattanoni
なくなりそうになっていざぶつけるなんてnakunarisouninatteizabutsukerunanteズルzuruいよねiyone