隅田夜風すみだよかぜに 灯あかりがともりゃ
忍しのぶ恋路こいじの はかなさを
知しっているように 柳やなぎが揺ゆれる
逢あえば別わかれがこんなににも
辛つらい浮世うきよの 涙橋なみだばし
消きえてゆくのね 蛍ほたるのように
燃もえて哀かなしい 恋こいひとつ
せめて一度いちど 逢あわせてほしい
あの日結ひむすんだ おみくじが
夢ゆめに崩くずれて 泣ないている
一人ひとりたたずむ 夜更よふけの橋はしは
未練みれんごころを 知しるように
泣ないているような さびしい水みずも
そっとさようなら つぶやけば
涙なみだまじりの 別わかれ前まえ
隅田夜風sumidayokazeにni 灯akaりがともりゃrigatomorya
忍shinoぶbu恋路koijiのno はかなさをhakanasawo
知shiっているようにtteiruyouni 柳yanagiがga揺yuれるreru
逢aえばeba別wakaれがこんなににもregakonnaninimo
辛tsuraいi浮世ukiyoのno 涙橋namidabashi
消kiえてゆくのねeteyukunone 蛍hotaruのようにnoyouni
燃moえてete哀kanaしいshii 恋koiひとつhitotsu
せめてsemete一度ichido 逢aわせてほしいwasetehoshii
あのano日結himusuんだnda おみくじがomikujiga
夢yumeにni崩kuzuれてrete 泣naいているiteiru
一人hitoriたたずむtatazumu 夜更yofuけのkeno橋hashiはha
未練mirenごころをgokorowo 知shiるようにruyouni
泣naいているようなiteiruyouna さびしいsabishii水mizuもmo
そっとさようならsottosayounara つぶやけばtsubuyakeba
涙namidaまじりのmajirino 別wakaれre前mae