眠ねむるふりをして夢ゆめを抜ぬけ出だした
色彩しきさいも感覚かんかくも残のこしたまま
朝あさを待まつよりも迎むかえにゆく
がらんどうで
裸足はだしのまま駆かけてゆく
静寂しじまを
街明まちあかりを目指めざして だれの足跡あしあと辿たどる
孤独こどくを塗ぬり重かさねて 夜よるはまた世界せかいにそびえる
闇やみに溶とけてゆく 影かげのないゴースト
宇宙うちゅうの底そこに足音あしおとを響ひびかせて
だれかに聞きこえるように 合図あいずを送おくるように
分わかれ道みちに標しるしを残のこして
冷ひえたアスファルト
錆さびた柵さくの向むこう
ぼんやりと浮うかび上あがる命いのちの粒つぶ
夜よるはいつだって等ひとしく降ふり注そそぐのに
ガラス越ごし揺ゆらめく灯あかりは温あたたかく
街明まちあかりのヒトツにきみの姿すがたを思おもう
孤独こどくが少すこし薄うすれて夜よるを彩いろどる
闇やみに溶とけてゆく 影かげのないゴースト
宇宙うちゅうの底そこで正体しょうたいを現あらわして
だれにもなれないまま 迷子まいごを気取きどる前まえに
花はなや木々きぎが目めを覚さます前まえに 気付きづいてくれよ
闇やみに溶とけてゆく 影かげのないゴースト
宇宙うちゅうの底そこに足音あしおとを響ひびかせて
だれかに聞きこえるように 合図あいずを送おくるように
標しるしに鍵かぎをかけて
闇やみに溶とけてゆく 影かげのないゴースト
宇宙うちゅうの底そこで正体しょうたいを現あらわして
だれにもなれないまま 迷子まいごを気取きどる前まえに
花はなや木々きぎが目めを覚さます前まえに 気付きづいてくれよ
朝あさが来くる前まえに
眠nemuるふりをしてrufuriwoshite夢yumeをwo抜nuけke出daしたshita
色彩shikisaiもmo感覚kankakuもmo残nokoしたままshitamama
朝asaをwo待maつよりもtsuyorimo迎mukaえにゆくeniyuku
がらんどうでgarandoude
裸足hadashiのままnomama駆kaけてゆくketeyuku
静寂shijimaをwo
街明machiaかりをkariwo目指mezaしてshite だれのdareno足跡ashiato辿tadoるru
孤独kodokuをwo塗nuりri重kasaねてnete 夜yoruはまたhamata世界sekaiにそびえるnisobieru
闇yamiにni溶toけてゆくketeyuku 影kageのないnonaiゴgoーストsuto
宇宙uchuuのno底sokoにni足音ashiotoをwo響hibiかせてkasete
だれかにdarekani聞kiこえるようにkoeruyouni 合図aizuをwo送okuるようにruyouni
分waかれkare道michiにni標shirushiをwo残nokoしてshite
冷hiえたetaアスファルトasufaruto
錆saびたbita柵sakuのno向muこうkou
ぼんやりとbonyarito浮uかびkabi上aがるgaru命inochiのno粒tsubu
夜yoruはいつだってhaitsudatte等hitoしくshiku降fuりri注sosoぐのにgunoni
ガラスgarasu越goしshi揺yuらめくrameku灯akariはha温atataかくkaku
街明machiaかりのkarinoヒトツhitotsuにきみのnikimino姿sugataをwo思omoうu
孤独kodokuがga少sukoしshi薄usuれてrete夜yoruをwo彩irodoるru
闇yamiにni溶toけてゆくketeyuku 影kageのないnonaiゴgoーストsuto
宇宙uchuuのno底sokoでde正体syoutaiをwo現arawaしてshite
だれにもなれないままdarenimonarenaimama 迷子maigoをwo気取kidoるru前maeにni
花hanaやya木々kigiがga目meをwo覚saますmasu前maeにni 気付kiduいてくれよitekureyo
闇yamiにni溶toけてゆくketeyuku 影kageのないnonaiゴgoーストsuto
宇宙uchuuのno底sokoにni足音ashiotoをwo響hibiかせてkasete
だれかにdarekani聞kiこえるようにkoeruyouni 合図aizuをwo送okuるようにruyouni
標shirushiにni鍵kagiをかけてwokakete
闇yamiにni溶toけてゆくketeyuku 影kageのないnonaiゴgoーストsuto
宇宙uchuuのno底sokoでde正体syoutaiをwo現arawaしてshite
だれにもなれないままdarenimonarenaimama 迷子maigoをwo気取kidoるru前maeにni
花hanaやya木々kigiがga目meをwo覚saますmasu前maeにni 気付kiduいてくれよitekureyo
朝asaがga来kuるru前maeにni