キャッチボール 歌詞 高橋優 ふりがな付

今日きょうも1日にちが終おわる
伝つたえたい言葉ことばの3割わりほども伝つたえること
出来できないまんま
君きみとまたバイバイ
僕ぼくの口くちが言いっているけど
僕ぼくの気持きもちとは無関係むかんけいな
空振からぶり三振さんしんみたいな会話かいわばっかだ
君きみも心当こころあたりあるかい?

出来できるだけずっと一緒いっしょにいたいけど
僕ぼくらの一生いっしょうはきっと一人ひとりずつ別個べっこ
人口密度じんこうみつど高たかくても孤独こどくな心こころが揺ゆれ動うごくこの街まちで
出会であえているだけでだいぶラッキーかもしれないなんてニヤけてる

君きみがいつもがんばって がんばっていることをとても知しってるよ
それを悟さとられないためにおどけていることも
誰だれかのために泣ないて 傷きずついたあとの世界一せかいいちの笑顔えがおで
たまには僕ぼくの空振からぶり話はなしに君きみの本心ほんしん放ほうり投なげておいでよ

規制きせい線せんの向むこうにブルーシート
平穏へいおんな風景ふうけい一変いっぺんして
不穏ふおんの影かげが覆おおいかぶさってて
胸むねがざわついて立たち止どまる
被害者ひがいしゃが君きみじゃないように
加害者かがいしゃも君きみじゃないように
咄嗟とっさに祈いのる利己りこ主義しゅぎな本心ほんしん
誰だれかの悲かなしみ尻目しりめに

なんでかな想おもいとは違ちがう方ほうへ
バウンドして掴つかめないのが人生じんせいで
高たかく飛とんでったボールはフェンスの向むこうの家いえの窓まど破やぶって怒鳴どなられる
なんてことのない今日きょうがだいぶラッキーだったんだなーって
あとあと気付きづく

そしてまた落おち込こんで いやなって すべて投なげ出だしたくなるけど
付つけ焼やき刃ばで乗のり越こえてるような毎日まいにちでも
明日あしたはきっと…なんて 気休きやすめの言葉ことばをまだ少すこし信しんじてる
同おなじような孤独こどくでもし君きみも今いまどこかで泣ないているなら尚更なおさら

君きみがいつもがんばって がんばっていることをとても知しってるよ
それを言いわれても認みとめやしないんだろうけど
誰だれかのために泣ないて 傷付きずついたあとの世界一せかいいちの笑顔えがおで
たまには僕ぼくの空振からぶり話はなしに君きみの本心ほんしん放ほうり投なげておいでよ