上京タワー 歌詞 MOROHA ふりがな付

生うまれも育そだちもいわば田舎いなか
緑みどり豊ゆたかで広ひろい空そら
は?それらが何なにしてくれた?
はっきり言いえば恨うらんでた
どんくせぇ街まちどんくせぇ空気くうき
明あけても暮くれてもジャスコ ジャスコ
フードコートでマクドナルド
ずっとこの街まちで年としをとるの?
絶対ぜったい嫌いやだ 行いくならば今いまだ
経験けいけん 感性かんせいや可能性かのうせい
無闇むやみに信しんじ飛とび出だした故郷こきょう
膨ふくらむ希望きぼうというより 只々ただただひたすら
腹立はらたつ位くらいに綺麗きれいな星空ほしぞらが輝かがやき全部ぜんぶ奪うばってくような
そんな感覚かんかくが怖こわくて 星ほし降ふる夜よるの地面じめんを蹴けっ飛とばす

田舎いなかの街まちの路上ろじょうから
いざ絶景ぜっけいへ前傾ぜんけい姿勢しせいさ
キラキラ輝かがやく光ひかりのシャワー
雲くもさえ貫つらぬけ上京じょうきょうタワー

高鳴たかなる鼓動こどう 突つっ込こんだ東京とうきょう
街まち全体ぜんたいが交差点こうさてん
必かならず何なにかが起おこる気きがした
この日ひをずっとずっと待まってた
見上みあげる109 道玄坂どうげんざか
ぶつかる肩かた 嬉うれしくて満員電車まんいんでんしゃ 人混ひとごみの中なかで
誰だれにも負まけねぇってツラで笑わらった
才能さいのうねぇ?センスがねぇ?
うるせぇてめぇ 凡人ぼんじんぶって逃にげてんじゃねぇ
自分じぶんの器うつわを問とうその前まえに溢あふれる位くらいに注そそいでからだろ
「やりたい」「やってた」じゃなく「やってる」
進行形しんこうけい以外いがい 信しんじない
恥はずかしげもなく叫さけぶ新時代しんじだい
ハイスタ復活ふっかつよりもぶち上あがれ

田舎いなかの街まちの路上ろじょうから
いざ絶景ぜっけいへ前傾ぜんけい姿勢しせいさ
キラキラ輝かがやく光ひかりのシャワー
雲くもさえ貫つらぬけ上京じょうきょうタワー

故郷ふるさとの悪口わるくちで盛もり上あがる
その瞬間しゅんかん 本当ほんとうは包つつまれてる
青草あおくさの匂におい桜さくら舞まう小道こみち
セミ ヒマワリ 頬ほお染そめる紅葉もみじ
地元じもとナンバー通とおれば追おいかける
その目めがいつか見みてた未来みらい
狭せまい村むらしか知しらない癖くせに
世界せかいで一番いちばん俺おれを信しんじてるじいちゃんが
降ふり積つもる雪ゆきをシャベルで掻かき分わけ 別わかれ際ぎわに言いったんだ
「忘わすれ物ものねぇか?保険証ほけんしょう持もったか?夢ゆめは?
そうか...じゃあもう振ふり向むくな 闘たたかって天下てんか取とってこい」

田舎いなかの街まちの路上ろじょうから

田舎いなかの街まちの路上ろじょうから
いざ絶景ぜっけいへ前傾ぜんけい姿勢しせいさ
キラキラ輝かがやく光ひかりのシャワー
雲くもさえ貫つらぬけ上京じょうきょうタワー

もうゆるく楽たのしむは遠慮えんりょしとくよ
寝ねて天国てんごくより起おきて地獄じごくを
休やすまんウサギがザラにいる
亀かめの俺おれ 眠ねむっててどうなる?
迷まよわない俺おれは勇気ゆうきある俺おれだ
迷まよってる俺おれは真剣しんけんな俺おれだ
誰だれでも出来できるを誰だれよりやる
それ以上いじょうのドラマなんていらねぇな

田舎いなかの街まちの路上ろじょうから
いざ絶景ぜっけいへ前傾ぜんけい姿勢しせいさ
キラキラ輝かがやく光ひかりのシャワー
雲くもさえ貫つらぬけ上京じょうきょうタワー