丘おかの上うえ 君きみがいて
白しろい歯はがこぼれて
僕ぼくを誘さそった
蝉時雨せみしぐれだけ 聞きこえた
丘おかの上うえ 君きみがいて
ガラス玉だまの瞳ひとみ
僕ぼくを汚けがした
柔やわらかな雲くも 流ながれた
まだ終おわらない夏なつ
君きみが一番いちばん
美うつくしかった あの夏なつ
丘おかの上うえ 君きみがいて
甘あまくかすれた声こえ
僕ぼくを突つき剌らつす
太陽たいようさえも 凍こおらせ
まだ終おわらない夢ゆめ
色いろをなくして
愛あいのかたちが ぼやける
まだ終おわらない夏なつ
二人ふたりの首くびに
愛あいの鎖くさりが 巻まきつく
まだ終おわらない夢ゆめ
目めを奪うばわれて
愛あいの運命さだめに 倒たおれる
丘okaのno上ue 君kimiがいてgaite
白shiroいi歯haがこぼれてgakoborete
僕bokuをwo誘sasoったtta
蝉時雨semishigureだけdake 聞kiこえたkoeta
丘okaのno上ue 君kimiがいてgaite
ガラスgarasu玉damaのno瞳hitomi
僕bokuをwo汚kegaしたshita
柔yawaらかなrakana雲kumo 流nagaれたreta
まだmada終oわらないwaranai夏natsu
君kimiがga一番ichiban
美utsukuしかったshikatta あのano夏natsu
丘okaのno上ue 君kimiがいてgaite
甘amaくかすれたkukasureta声koe
僕bokuをwo突tsuきki剌ratsuすsu
太陽taiyouさえもsaemo 凍kooらせrase
まだmada終oわらないwaranai夢yume
色iroをなくしてwonakushite
愛aiのかたちがnokatachiga ぼやけるboyakeru
まだmada終oわらないwaranai夏natsu
二人futariのno首kubiにni
愛aiのno鎖kusariがga 巻maきつくkitsuku
まだmada終oわらないwaranai夢yume
目meをwo奪ubaわれてwarete
愛aiのno運命sadameにni 倒taoれるreru