よみ:うみへび
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君きみが残のこした置おき手紙てがみは
まだ開ひらいていないままなので
君きみが読よんでたあの本ほんも
栞しおりは挟はさんだまま 棚たなの中なか
思おもえばこんな僕ぼくのこと
取とり柄えの一ひとつもない僕ぼくのことを
君きみはどうして見みていたんだろう
尻尾しっぽ巻まいて逃にげるような日々ひびなのに
きっと明日あしたは晴はれるかな
僕ぼくは僕ぼくのままいられるかな
明後日あさっては雨あめだとしても
僕ぼくは僕ぼくのままいられるかな
近頃ちかごろ世界せかいは怯おびえていて
愛あいの貯蔵ちょぞうとその隠かくれ蓑みのを
裸はだかで生いきた僕ぼくの心こころは
もうじき凍こごえて化石かせきになる
痛いたいほど分わかりたかった君きみのこと
目めが腫はれるまで泣なきたかった昨日きのうのこと
「いずれ分わかるよ」って言いいたかった僕ぼくのこと
「もう分わかるよ」って言いっていた君きみのこと
きっと明日あしたは晴はれるかな
僕ぼくは僕ぼくのままいられるかな
明後日あさっては雨あめだとしても
僕ぼくは僕ぼくのままいられるかな
これまでの思おもい出でを遺書いしょとすれば
書かき出だしは君きみの横顔よこがおの美うつくしさ
結むすびの挨拶あいさつに僕ぼくの見苦みぐるしさ
書かききれない余生よせいのつまらなさ
ところで君きみは笑わらうのだろう
置おき手紙てがみなど書かいていないことに
あの本ほんはすでに読よみ切きっていたことに
震ふるえる僕ぼくの手てを握にぎっていることに
僕ぼくは何度なんども何度なんども疑うたがって 胸むねが痛いたくなって
ただ何度なんども何度なんども遠とおくで手てを振ふる君きみを見みて
きっと明日あしたは晴はれるかな
僕ぼくは僕ぼくのままいられるかな
明後日あさっては雨あめだとしても
僕ぼくは僕ぼくのままいられるかな
まだ開ひらいていないままなので
君きみが読よんでたあの本ほんも
栞しおりは挟はさんだまま 棚たなの中なか
思おもえばこんな僕ぼくのこと
取とり柄えの一ひとつもない僕ぼくのことを
君きみはどうして見みていたんだろう
尻尾しっぽ巻まいて逃にげるような日々ひびなのに
きっと明日あしたは晴はれるかな
僕ぼくは僕ぼくのままいられるかな
明後日あさっては雨あめだとしても
僕ぼくは僕ぼくのままいられるかな
近頃ちかごろ世界せかいは怯おびえていて
愛あいの貯蔵ちょぞうとその隠かくれ蓑みのを
裸はだかで生いきた僕ぼくの心こころは
もうじき凍こごえて化石かせきになる
痛いたいほど分わかりたかった君きみのこと
目めが腫はれるまで泣なきたかった昨日きのうのこと
「いずれ分わかるよ」って言いいたかった僕ぼくのこと
「もう分わかるよ」って言いっていた君きみのこと
きっと明日あしたは晴はれるかな
僕ぼくは僕ぼくのままいられるかな
明後日あさっては雨あめだとしても
僕ぼくは僕ぼくのままいられるかな
これまでの思おもい出でを遺書いしょとすれば
書かき出だしは君きみの横顔よこがおの美うつくしさ
結むすびの挨拶あいさつに僕ぼくの見苦みぐるしさ
書かききれない余生よせいのつまらなさ
ところで君きみは笑わらうのだろう
置おき手紙てがみなど書かいていないことに
あの本ほんはすでに読よみ切きっていたことに
震ふるえる僕ぼくの手てを握にぎっていることに
僕ぼくは何度なんども何度なんども疑うたがって 胸むねが痛いたくなって
ただ何度なんども何度なんども遠とおくで手てを振ふる君きみを見みて
きっと明日あしたは晴はれるかな
僕ぼくは僕ぼくのままいられるかな
明後日あさっては雨あめだとしても
僕ぼくは僕ぼくのままいられるかな

