HAKU-SAN 歌詞 Hilcrhyme ふりがな付

感覚かんかくの無ないかじかんだ手て
取とれそうなくらい冷つめたい耳みみ
荒あれる風かぜは突つき刺ささる鼓膜こまくに
舞まわずにただ落おちてくるぼた雪ゆき
車くるまに人ひと 吐はく息いきは白しろい
当分とうぶんは見みることできない緑みどり
同おなじ町まちに生うまれた2人ふたり
同おなじ思おもいを投なげた白山はくさんの社しゃに

色いろは黄色混きいろまじりの赤あか
一月いちがつで真まっ白しろに染そまる山やま
ガラリと装よそおいを変かえる街並まちなみ
埋うもれてしまいそう white magic
同おなじ町まち 育そだった2人ふたり
君きみには白しろい背景はいけいがよく似合にあう
天使てんしってやつも白しろいらしい
もしかして君きみの真似まねしてるんじゃないか？

象かたどった雪ゆきのオブジェ
君きみを迎むかえるためのゲストなのさ
機嫌きげんのように変かわる天候てんこうはすぐに
見失みうしないそうなほどの吹雪ふぶき
ならば俺おれが光ひかりとなり道みちを照てらそう
凍いてついた体溶からだとかそう 寒さむくはないよ
顔出かおださぬ太陽たいようの代かわりに俺おれが暖あたためよう

雪ゆきの古町ふるまち 2人ふたりきり
ともる街灯がいとう 夜よるの暗闇くらやみに
雪ゆきの古町ふるまち 手てを繋つなぎ
歩あるくアーケード ココなら当あたらない
雪ゆきの古町ふるまち かじかんだ手てを
握にぎり身みを寄よせ合あった2人ふたり でも…
雪ゆきの古町ふるまち 探さがしても
どこにも2人ふたりの足跡あしあとはない

狂気きょうきの様ような愛あいには良よい気温きおん
だから4度ども冬ふゆを越こせたんだ
全すべてを共有きょうゆうしたが愛あいが抜ぬけていた
代かわりに情じょうが入はいっていた
ダメかも でもまだ、
全すべては大人おとなたちの手ての中なか
ヘドが出でる 講釈こうしゃくありがとな ヤブ医者いしゃ
俺おれが原因げんいんて信しんじたくもない

心こころが引ひき裂さかれる様ようさ
見みえない傷口きずぐちから寒さむさが沁しみる
フラッシュバックする喧嘩けんかの記憶きおく
傷きずつけたのは心こころだけじゃない
引ひき金がねを引ひくことは容易たやすく
あとは雪崩式なだれしき 歯止はどめが効きかない
涙なみだすらも凍こおる寒さむさの中なか
羽失わうしなった天使てんしに告つげたバイバイ

雪ゆきの古町ふるまち 2人ふたりきり
ともる街灯がいとう 夜よるの暗闇くらやみに
雪ゆきの古町ふるまち 手てを繋つなぎ
歩あるくアーケード ココなら当あたらない
雪ゆきの古町ふるまち かじかんだ手てを
握にぎり身みを寄よせ合あった2人ふたり でも…
雪ゆきの古町ふるまち 探さがしても
どこにも2人ふたりの足跡あしあとはない

雪ゆきの古町ふるまち 2人ふたりきり
ともる街灯がいとう 夜よるの暗闇くらやみに
雪ゆきの古町ふるまち 手てを繋つなぎ
歩あるくアーケード ココなら当あたらない
雪ゆきの古町ふるまち かじかんだ手てを
握にぎり身みを寄よせ合あった2人ふたり でも…
雪ゆきの古町ふるまち 探さがしても
どこにも2人ふたりの足跡あしあとはない