青い季節に 歌詞 Fuki Commune ふりがな付

長ながくなる陽ひが 暮くれる前まえに
書かき終おえていた 手紙てがみがある
空そらへと蔓つるが 伸のびるように
光ひかり浴あびて 少すこしずつ 大おおきくなるね

ほら 遠とおくで 向日葵ひまわりの目配めくばせ
内緒ないしょにしてね 大事だいじに育そだてていくの

心こころは花火はなびのように 見みつめ合あえば 空そらへ果はててしまうから
青あおい季節きせつに きっとまだ言いえない 種たねを 隠かくしてる
今いまは このまま

記念日きねんびなんて 云いわないけど
縫ぬい止とめている 景色けしきがある
標識ひょうしきのない 胸むねの内うちは
転ころびそうで 頼たよりない 行方ゆくえだけど

でも わかって さりげない目印めじるし
左ひだりの指ゆびに 上手じょうずに結むすんでおくよ

心こころは火花ひばなのように 触ふれるだけで すぐ弾はじけてしまうから
青あおい季節きせつに きっとまだ言いえない 種たねを 隠かくして
小ちいさな言葉ことばもみんな ーつだって無なくせないよ なんでかな
青あおい季節きせつは きっと気付きづいてるの だけど 隠かくしてる
これが 恋こいだって

ねえ もうすぐ あの季節きせつが来くるね
花はなが 咲さくまで 大事だいじに育そだててきたの

心こころは楽器がっきのように 抱だきしめれば 音おとを立たててしまうから
青あおい季節きせつに きっとまだ言いえない 種たねを 隠かくして
世界せかいは二人ふたりのために 風かぜの中なかへ 船ふねを出だしてくれるかな
青あおい季節きせつに きっと伝つたえる日ひを ずっと 待まっている
恋こいと 知しっている
いつか あなたへ 届とどきますように