庭先にわさきのけやきの枝えだに
2つ3つとセミのから
昔むかしはあの木きで
じいちゃんが
夕日ゆうひを背負せおって帰かえるの
待まっていた
朝あさから晩ばんまで田たと畑はたけ
働はたらいてばっか
いたっけな
土つちくれ固かためたみたいな手て
開ひらくと草くさの根ねっこの
匂においがした
じいちゃんは
ホタルになった
その日ひばあちゃんは
そう言いっていた
たしかに頭あたまも 光ひかってた
じいちゃんは
じいちゃんは
じいちゃんは
ホタルになった
もうすぐお盆ぼんの季節きせつ
燈ひろう流ながしにナスの馬うま
じいちゃんもきっと
帰かえって来くる
トウキビかじって
あの木きで待まっていよう
しわくちゃだらけの
顔かおをして
ほほ笑えんでばっか
いたっけな
カエルに花火はなびを
つっこんで
一回いっかいもらったげんこは
じんと来きた
じいちゃんは
ホタルになった
ほんとのにほんの
夏なつみたいに
段々遠だんだんとおくへ 消きえてく
じいちゃんは
じいちゃんは
じいちゃんは
ホタルになった
じいちゃんは
ホタルになった
その日ひばあちゃんは
そう言いっていた
たしかに頭あたまも 光ひかってた
じいちゃんは
じいちゃんは
じいちゃんは
ホタルになった
庭先niwasakiのけやきのnokeyakino枝edaにni
2つtsu3つとtsutoセミsemiのからnokara
昔mukashiはあのhaano木kiでde
じいちゃんがjiichanga
夕日yuuhiをwo背負seoってtte帰kaeるのruno
待maっていたtteita
朝asaからkara晩banまでmade田taとto畑hatake
働hataraいてばっかitebakka
いたっけなitakkena
土tsuchiくれkure固kataめたみたいなmetamitaina手te
開hiraくとkuto草kusaのno根neっこのkkono
匂nioいがしたigashita
じいちゃんはjiichanha
ホタルhotaruになったninatta
そのsono日hiばあちゃんはbaachanha
そうsou言iっていたtteita
たしかにtashikani頭atamaもmo 光hikaってたtteta
じいちゃんはjiichanha
じいちゃんはjiichanha
じいちゃんはjiichanha
ホタルhotaruになったninatta
もうすぐおmousuguo盆bonのno季節kisetsu
燈hiろうrou流nagaしにshiniナスnasuのno馬uma
じいちゃんもきっとjiichanmokitto
帰kaeってtte来kuるru
トウキビtoukibiかじってkajitte
あのano木kiでde待maっていようtteiyou
しわくちゃだらけのshiwakuchadarakeno
顔kaoをしてwoshite
ほほhoho笑eんでばっかndebakka
いたっけなitakkena
カエルkaeruにni花火hanabiをwo
つっこんでtsukkonde
一回ikkaiもらったげんこはmorattagenkoha
じんとjinto来kiたta
じいちゃんはjiichanha
ホタルhotaruになったninatta
ほんとのにほんのhontononihonno
夏natsuみたいにmitaini
段々遠dandantooくへkuhe 消kiえてくeteku
じいちゃんはjiichanha
じいちゃんはjiichanha
じいちゃんはjiichanha
ホタルhotaruになったninatta
じいちゃんはjiichanha
ホタルhotaruになったninatta
そのsono日hiばあちゃんはbaachanha
そうsou言iっていたtteita
たしかにtashikani頭atamaもmo 光hikaってたtteta
じいちゃんはjiichanha
じいちゃんはjiichanha
じいちゃんはjiichanha
ホタルhotaruになったninatta