しのぶれど ああ 我わが心こころ
君きみに会あうたびときめいて
千せん年ねんの ああ 命いのちより
この一瞬いっしゅんの尊とうとさよ
月夜つきよの明あかりで梳とかせし黒髪くろかみ
いつか君きみにと見みつめし手鏡てかがみ
膨ふくらむ思おもい 頼たよりなき思おもい どちらの私わたしも真実まことの私わたし
二人ふたりの私わたしが ゆらゆらゆれし花はなの衣ころも
纏まとって隠かくして時ときに乱みだして自分じぶんを生いきてゆく
春はる待まち人びと 君きみも今いま、同おなじかしら?
はやるこの胸むね 包つつむ春はるの霞かすみ唄うたよ
いくつもの ああ 恋こいしても
恋こいは初恋はつこい いつの日ひも
意味いみなんてない ただのあいさつに 五十ごじゅうも百ひゃくもの意味いみをこじつけ
独ひとりで悩なやみ溜息ためいきをつく 私わたしを君きみには見みられたくない
夢見ゆめみし可惜夜あたらよ ふたりで言葉ことばなくしてみたい
想おもいのたけを君きみに届とどけたく 私わたしは歌うたう
古いにしえの ああ 人ひともまた
唄うたに託たくせし恋心こいごころ
ああ 答こたえ無なき ああ ものゆえに
恋こいはいつの世よも迷まよい唄うた
春はる待まち人びと だれもがみな、同おなじかしら?
戸惑とまどうままに ただ歩あるいてゆけばいい
春はる待まち人びと 君きみも今いま、同おなじかしら?
はやるこの胸むね 包つつむ春はるの霞かすみ唄うたよ
しのぶれどshinoburedo ああaa 我waがga心kokoro
君kimiにni会aうたびときめいてutabitokimeite
千sen年nenのno ああaa 命inochiよりyori
このkono一瞬issyunのno尊toutoさよsayo
月夜tsukiyoのno明aかりでkaride梳toかせしkaseshi黒髪kurokami
いつかitsuka君kimiにとnito見miつめしtsumeshi手鏡tekagami
膨fukuらむramu思omoいi 頼tayoりなきrinaki思omoいi どちらのdochirano私watashiもmo真実makotoのno私watashi
二人futariのno私watashiがga ゆらゆらゆれしyurayurayureshi花hanaのno衣koromo
纏matoってtte隠kakuしてshite時tokiにni乱midaしてshite自分jibunをwo生iきてゆくkiteyuku
春haru待maちchi人bito 君kimiもmo今ima、同onaじかしらjikashira?
はやるこのhayarukono胸mune 包tsutsuむmu春haruのno霞kasumi唄utaよyo
いくつものikutsumono ああaa 恋koiしてもshitemo
恋koiはha初恋hatsukoi いつのitsuno日hiもmo
意味imiなんてないnantenai ただのあいさつにtadanoaisatsuni 五十gojuuもmo百hyakuものmono意味imiをこじつけwokojitsuke
独hitoりでride悩nayaみmi溜息tameikiをつくwotsuku 私watashiをwo君kimiにはniha見miられたくないraretakunai
夢見yumemiしshi可惜夜atarayo ふたりでfutaride言葉kotobaなくしてみたいnakushitemitai
想omoいのたけをinotakewo君kimiにni届todoけたくketaku 私watashiはha歌utaうu
古inishieのno ああaa 人hitoもまたmomata
唄utaにni託takuせしseshi恋心koigokoro
ああaa 答kotaえe無naきki ああaa ものゆえにmonoyueni
恋koiはいつのhaitsuno世yoもmo迷mayoいi唄uta
春haru待maちchi人bito だれもがみなdaremogamina、同onaじかしらjikashira?
戸惑tomadoうままにumamani ただtada歩aruいてゆけばいいiteyukebaii
春haru待maちchi人bito 君kimiもmo今ima、同onaじかしらjikashira?
はやるこのhayarukono胸mune 包tsutsuむmu春haruのno霞kasumi唄utaよyo