生きてるおばけは生きている 歌詞 v flower ふりがな付

おばけ おばけ おばけが 死しんだと思おもったら生いきている
おばけ おばけ おばけが 逝いったと思おもったら死しんでいない
おばけ おばけ おばけが 消きえたと思おもったらそこにいる
おばけ おばけ おばけだ 生いきてるおばけは生いきている

(だだだだだぎゃー!!)
生うまれてからずっと 何なにもなく生いきている
のんべんだらりと 何なにもすることなく
意識いしきの棺ひつぎに 閉とじ込こめられている
おばけは生いきてる 膨大ぼうだいな時間じかんだらっと生いきている

いや、みんな何なにやってんの
僕ぼくそんなんじゃないと この暗晦あんつごもりの中なかで喚わめいている
恥はじも外聞がいぶんもなくなって 声出こえだそうとしても
喉のどより外そとに飛とび出だしてくんないよ
霊障れいしょうも干渉かんしょうも出来できない 伝つたわんない
誤解ごかいが燃もえ広ひろがってゆく
助たすけて 助たすけて 助たすけて 誰だれか

我われ 生存中せいぞんちゅう 我われ 生存中せいぞんちゅう
我われ 生存中せいぞんちゅう 我われ 生存中せいぞんちゅう まだ

おばけと言いえど 感覚かんかくや感情かんじょうはある
懸命けんめいに藻掻もがいている 瞼まぶたをこじ開あけて生いきている
いや、みんな何なにやってんの 何弔なんとむらってんの
まだ元気げんきでやってんだけど僕ぼく
コミュニケーションの不全ふぜんは 絶命ぜつめいと同おなじ
横よこたわる僕ぼくが運はこばれてゆく
霊障れいしょうも干渉かんしょうも出来できない 伝つたわんない
誤解ごかいが燃もえ広ひろがってゆく ついに棺ひつぎに飛とび火ひ
助たすけて 助たすけて 助たすけて

おばけ おばけ おばけが 死しんだと思おもったら生いきている
おばけ おばけ おばけが 逝いったと思おもったら死しんでいない
おばけ おばけ おばけが 消きえたと思おもったらそこにいる
おばけ おばけ おばけだ 生いきてるおばけは生いきていた