忘わすれはしないよ あの季節きせつを
笑顔えがおの写真しゃしんは 嘘うそつきだな
さざえの貝殻かいがら 耳みみによせりゃ
きらめくあの夏なつが蘇よみがえる
永遠えいえんに続つづくものと 信しんじて疑うたがわなかった
呆あきれるほど 暑苦あつくるしいほど 傍そばにいたのに
夏なつの日ひよ 夏なつの日ひよ
何なにもかも奪うばい 去さり行いくのか
メニューにないもの 頼たのむのやめよう
居抜いぬきの喫茶店きっさてん 知しらぬ顔かお
鎌倉かまくらは昼下ひるさがり 日傘ひがさの花咲はなさく路地ろじ
陽炎かげろうの向むこう側がわに 幻影げんえいを見みた
夏なつの日ひよ 夏なつの日ひよ
抜ぬけ殻からだけ残のこし 去さり行いくのか
心こころは叫さけぶ 荒波あらなみのように
止とめどなく 止とめどなく
この胸むねの涙なみだ 止とめどなく
忘wasuれはしないよrehashinaiyo あのano季節kisetsuをwo
笑顔egaoのno写真syashinはha 嘘usoつきだなtsukidana
さざえのsazaeno貝殻kaigara 耳mimiによせりゃniyoserya
きらめくあのkiramekuano夏natsuがga蘇yomigaeるru
永遠eienにni続tsuduくものとkumonoto 信shinじてjite疑utagaわなかったwanakatta
呆akiれるほどreruhodo 暑苦atsukuruしいほどshiihodo 傍sobaにいたのにniitanoni
夏natsuのno日hiよyo 夏natsuのno日hiよyo
何naniもかもmokamo奪ubaいi 去saりri行iくのかkunoka
メニュmenyuーにないものninaimono 頼tanoむのやめようmunoyameyou
居抜inuきのkino喫茶店kissaten 知shiらぬranu顔kao
鎌倉kamakuraはha昼下hirusaがりgari 日傘higasaのno花咲hanasaくku路地roji
陽炎kagerouのno向muこうkou側gawaにni 幻影geneiをwo見miたta
夏natsuのno日hiよyo 夏natsuのno日hiよyo
抜nuけke殻karaだけdake残nokoしshi 去saりri行iくのかkunoka
心kokoroはha叫sakeぶbu 荒波aranamiのようにnoyouni
止toめどなくmedonaku 止toめどなくmedonaku
このkono胸muneのno涙namida 止toめどなくmedonaku