あんな男おとこは もういない
だから兄貴あにきと 俺おれは呼よんだのさ
他人たにんの痛いたみが よくわかる
熱あつい涙なみだも 持もっていた
兄貴あにき 兄貴あにき
思おもい出だしてる 男おとこ酒ざけ
惚ほれた女おんなを 泣なかすなと
いつか兄貴あにきは 俺おれを叱しかったよ
尽つくすお前まえの 顔かお見みれば
そんなお言葉ことばが 身みにしみる
兄貴あにき 兄貴あにき
風かぜがつめたい 夜よるの町まち
情なさけ知しらずの 巷ちまたでも
夢ゆめを兄貴あにきは 俺おれにくれたのさ
瞼まぶたとじれば 聞きこえるよ
強つよく生いきろと 云いう声こえが
兄貴あにき 兄貴あにき
呑のんで酔よいたい ふたり酒ざけ
あんなanna男otokoはha もういないmouinai
だからdakara兄貴anikiとto 俺oreはha呼yoんだのさndanosa
他人taninのno痛itaみがmiga よくわかるyokuwakaru
熱atsuいi涙namidaもmo 持moっていたtteita
兄貴aniki 兄貴aniki
思omoいi出daしてるshiteru 男otoko酒zake
惚hoれたreta女onnaをwo 泣naかすなとkasunato
いつかitsuka兄貴anikiはha 俺oreをwo叱shikaったよttayo
尽tsuくすおkusuo前maeのno 顔kao見miればreba
そんなおsonnao言葉kotobaがga 身miにしみるnishimiru
兄貴aniki 兄貴aniki
風kazeがつめたいgatsumetai 夜yoruのno町machi
情nasaけke知shiらずのrazuno 巷chimataでもdemo
夢yumeをwo兄貴anikiはha 俺oreにくれたのさnikuretanosa
瞼mabutaとじればtojireba 聞kiこえるよkoeruyo
強tsuyoくku生iきろとkiroto 云iうu声koeがga
兄貴aniki 兄貴aniki
呑noんでnde酔yoいたいitai ふたりfutari酒zake