友ともと語かたらん 春はるの宵よい
時代ときを忘わすれて 飲のむ酒さけに
酔よっても空むなしさ 募つのるだけ
どこで死しのうと 泣なく奴やつァいない
心こころを流ながれる 孤独こどくの川かわは
男おとこが選えらんだ いのちの川かわよ
愛あいし愛あいされ お互たがいに
心こころを捧ささげて 儘つくしても
別わかれるさだめの 恋こいもある
星ほしも見みえない 夜空よぞらを仰あおぎ
この身みは孤独こどくに 包つつまれながら
無情むじょうにひびくよ 梵鐘ぼんしょうだけが
山やまのわずかな 湧わき水みずも
岩いわを噛かむよな 激流げきりゅうも
いつかは大おおきな 川かわとなる
人ひとも同おなじさ 巷ちまたの渦うずに
もまれて苦くるしみ 孤独こどくの影かげと
明日あしたもこの世よを 流ながれてゆくよ
友tomoとto語kataらんran 春haruのno宵yoi
時代tokiをwo忘wasuれてrete 飲noむmu酒sakeにni
酔yoってもttemo空munaしさshisa 募tsunoるだけrudake
どこでdokode死shiのうとnouto 泣naくku奴yatsuァaいないinai
心kokoroをwo流nagaれるreru 孤独kodokuのno川kawaはha
男otokoがga選eraんだnda いのちのinochino川kawaよyo
愛aiしshi愛aiされsare おo互tagaいにini
心kokoroをwo捧sasaげてgete 儘tsukuしてもshitemo
別wakaれるさだめのrerusadameno 恋koiもあるmoaru
星hoshiもmo見miえないenai 夜空yozoraをwo仰aoぎgi
このkono身miはha孤独kodokuにni 包tsutsuまれながらmarenagara
無情mujouにひびくよnihibikuyo 梵鐘bonsyouだけがdakega
山yamaのわずかなnowazukana 湧waきki水mizuもmo
岩iwaをwo噛kaむよなmuyona 激流gekiryuuもmo
いつかはitsukaha大ooきなkina 川kawaとなるtonaru
人hitoもmo同onaじさjisa 巷chimataのno渦uzuにni
もまれてmomarete苦kuruしみshimi 孤独kodokuのno影kageとto
明日ashitaもこのmokono世yoをwo 流nagaれてゆくよreteyukuyo