雨あめのしずくは 切きれるけど
払はらい切きれない 涙なみだつぶ
焦こがれても 焦こがれても
いつも悲かなしい 役やくまわり
傘かさも持もたずに 立たち尽つくす
あなた愛いとしい なごり雨あめ
寒さむさしのぎの お酒さけより
今いまも恋こいしい 腕枕うでまくら
逢あいたさに 逢あいたさに
指ゆびの先さきまで やせていく
せめてこの胸むね 温あたためて
あなたも一度いちど なごり雨あめ
季節きせつはずれに 風鈴ふうりんの
音おとが心こころに 沁しみてくる
忍しのんでも 忍しのんでも
何故なぜに届とどかぬ この思おもい
うしろ姿すがたの しあわせが
今日きょうも泣なかせる なごり雨あめ
雨ameのしずくはnoshizukuha 切kiれるけどrerukedo
払haraいi切kiれないrenai 涙namidaつぶtsubu
焦koがれてもgaretemo 焦koがれてもgaretemo
いつもitsumo悲kanaしいshii 役yakuまわりmawari
傘kasaもmo持moたずにtazuni 立taちchi尽tsuくすkusu
あなたanata愛itoしいshii なごりnagori雨ame
寒samuさしのぎのsashinogino おo酒sakeよりyori
今imaもmo恋koiしいshii 腕枕udemakura
逢aいたさにitasani 逢aいたさにitasani
指yubiのno先sakiまでmade やせていくyaseteiku
せめてこのsemetekono胸mune 温atataめてmete
あなたもanatamo一度ichido なごりnagori雨ame
季節kisetsuはずれにhazureni 風鈴fuurinのno
音otoがga心kokoroにni 沁shiみてくるmitekuru
忍shinoんでもndemo 忍shinoんでもndemo
何故nazeにni届todoかぬkanu このkono思omoいi
うしろushiro姿sugataのno しあわせがshiawasega
今日kyouもmo泣naかせるkaseru なごりnagori雨ame