啼ないて飛とび立たつ 雷鳥らいちょうの
声こえもさびしい 山やまの駅えき
逢あう瀬せせつなく いのちを燃もやし
今朝けさは別わかれて 行いく人ひとよ
いかないで
いかないで 雨あめの奥飛騨おくひだ路みち
逢あえばうれしい 人ひとだけど
つらい別わかれを 連つれてくる
夜よるに浮うかんだ 赤あかちょうちんで
夢ゆめを注そそがれて 飲のむお酒さけ
いかないで
いかないで 雨あめの奥飛騨おくひだ路みち
体からだひとつで もどれたら
ここでおまえと 出直でなおそう
そんな言葉ことばに また泣なかされて
送おくる背中せなかの 女おんな傘がさ
いかないで
いかないで 雨あめの奥飛騨おくひだ路みち
啼naいてite飛toびbi立taつtsu 雷鳥raichouのno
声koeもさびしいmosabishii 山yamaのno駅eki
逢aうu瀬seせつなくsetsunaku いのちをinochiwo燃moやしyashi
今朝kesaはha別wakaれてrete 行iくku人hitoよyo
いかないでikanaide
いかないでikanaide 雨ameのno奥飛騨okuhida路michi
逢aえばうれしいebaureshii 人hitoだけどdakedo
つらいtsurai別wakaれをrewo 連tsuれてくるretekuru
夜yoruにni浮uかんだkanda 赤akaちょうちんでchouchinde
夢yumeをwo注sosoがれてgarete 飲noむおmuo酒sake
いかないでikanaide
いかないでikanaide 雨ameのno奥飛騨okuhida路michi
体karadaひとつでhitotsude もどれたらmodoretara
ここでおまえとkokodeomaeto 出直denaoそうsou
そんなsonna言葉kotobaにni またmata泣naかされてkasarete
送okuるru背中senakaのno 女onna傘gasa
いかないでikanaide
いかないでikanaide 雨ameのno奥飛騨okuhida路michi