貴方あなたを迎むかえる 蛇じゃの目めの傘かさを
雪ゆきが白地しらじに 染そめ変かえる
一年いちねんは 長なが過すぎますわ
一人ひとり待まつ身みの 女おんなには……
冬ふゆ・七夕たなばたと 名なを付つけた
年ねんに一度いちどの しのび逢あい
女おんなの口くちから お酒さけをねだる
早はやく酔よいたい 置炬燵おきごたつ
この指ゆびを 憶おぼえています
憎にくい恋こいしい 指ゆびだから……
乱みだされ燃もえた あの夜よるが
肌はだを通とおして 蘇よみがえる
一日いちにち 日付ひづけが 変かわっただけで
駅えきへ貴方あなたを また送おくる
わがままを 言いっては駄目だめね
夢ゆめがあるだけ まだいいの……
冬ふゆ・七夕たなばたの 恋こいならば
次つぎの逢瀬おうせも 雪見ゆきみ月づき
貴方anataをwo迎mukaえるeru 蛇jaのno目meのno傘kasaをwo
雪yukiがga白地shirajiにni 染soめme変kaえるeru
一年ichinenはha 長naga過suぎますわgimasuwa
一人hitori待maつtsu身miのno 女onnaにはniha……
冬fuyu・七夕tanabataとto 名naをwo付tsuけたketa
年nenにni一度ichidoのno しのびshinobi逢aいi
女onnaのno口kuchiからkara おo酒sakeをねだるwonedaru
早hayaくku酔yoいたいitai 置炬燵okigotatsu
このkono指yubiをwo 憶oboえていますeteimasu
憎nikuいi恋koiしいshii 指yubiだからdakara……
乱midaされsare燃moえたeta あのano夜yoruがga
肌hadaをwo通tooしてshite 蘇yomigaeるru
一日ichinichi 日付hidukeがga 変kaわっただけでwattadakede
駅ekiへhe貴方anataをwo またmata送okuるru
わがままをwagamamawo 言iってはtteha駄目dameねne
夢yumeがあるだけgaarudake まだいいのmadaiino……
冬fuyu・七夕tanabataのno 恋koiならばnaraba
次tsugiのno逢瀬ouseもmo 雪見yukimi月duki