松本まつもとを過すぎると 空気くうきが冷つめたい
二十四にじゅうよんを過すぎた お前まえには
世間せけんが 冷つめたいだろう
お前まえがむいた みかんの匂におい
列車れっしゃの中なかに たちこめて
大糸線おおいとせんは 河かわぞいに
深ふかくよどんだ 悲かなしみ流ながす
糸魚川いといがわには 夜よるにつく
せめてそれまで 肩かただきあおう
引越ひっこしのたびに 荷物にもつがへるねと
笑わらったお前まえの 横顔よこがおに
心こころがなごんだものさ
お隣となりにあげた 朝顔あさがおの苗なえは
今年ことしの夏なつに 咲さくだろうか
大糸線おおいとせんは 胸むねの中なか
細ほそく流ながれる 雪ゆきどけ水みずか
糸魚川いといがわには 夜よるにつく
せめてそれまで 肩かただきあおう
大糸線おおいとせんは 胸むねの中なか
細ほそく流ながれる 雪ゆきどけ水みずか
糸魚川いといがわには 夜よるにつく
せめてそれまで 肩かただきあおう
松本matsumotoをwo過suぎるとgiruto 空気kuukiがga冷tsumeたいtai
二十四nijuuyonをwo過suぎたgita おo前maeにはniha
世間sekenがga 冷tsumeたいだろうtaidarou
おo前maeがむいたgamuita みかんのmikanno匂nioいi
列車ressyaのno中nakaにni たちこめてtachikomete
大糸線ooitosenはha 河kawaぞいにzoini
深fukaくよどんだkuyodonda 悲kanaしみshimi流nagaすsu
糸魚川itoigawaにはniha 夜yoruにつくnitsuku
せめてそれまでsemetesoremade 肩kataだきあおうdakiaou
引越hikkoshiのたびにnotabini 荷物nimotsuがへるねとgaheruneto
笑waraったおttao前maeのno 横顔yokogaoにni
心kokoroがなごんだものさganagondamonosa
おo隣tonaりにあげたriniageta 朝顔asagaoのno苗naeはha
今年kotoshiのno夏natsuにni 咲saくだろうかkudarouka
大糸線ooitosenはha 胸muneのno中naka
細hosoくku流nagaれるreru 雪yukiどけdoke水mizuかka
糸魚川itoigawaにはniha 夜yoruにつくnitsuku
せめてそれまでsemetesoremade 肩kataだきあおうdakiaou
大糸線ooitosenはha 胸muneのno中naka
細hosoくku流nagaれるreru 雪yukiどけdoke水mizuかka
糸魚川itoigawaにはniha 夜yoruにつくnitsuku
せめてそれまでsemetesoremade 肩kataだきあおうdakiaou