岩手山いわてさんから のぞめば遥はるか
南部なんぶ盛岡もりおか おれの郷さと
裸はだかひとつで この世よに生うまれ
夢ゆめに向むかえば 苦労くろうが荷物にもつ
決きめた道みちでも 迷まようけど
行いけばわかるさ その先さきは
馬鹿ばかをする時ときゃ 死しぬ気きでやって
悔くいを残のこさず 歩あるきたい
丸まるくなるほど 揉もまれた命いのち
意地いじを捨すてずに ここまできたが
惚ほれていながら つらくする
女房おまえひとりが 気きにかかる
街まちをうるおす 北上川きたかみがわも
流ながれ果はてない 幾十いくじゅう里り
腹はらをくくった 男おとこの値打ねうち
歩あるき終おわれば その時とき決きまる
今日きょうもあしたも この人生じんせい
南部なんぶおろしの 風かぜやまず
岩手山iwatesanからkara のぞめばnozomeba遥haruかka
南部nanbu盛岡morioka おれのoreno郷sato
裸hadakaひとつでhitotsude このkono世yoにni生uまれmare
夢yumeにni向muかえばkaeba 苦労kurouがga荷物nimotsu
決kiめたmeta道michiでもdemo 迷mayoうけどukedo
行iけばわかるさkebawakarusa そのsono先sakiはha
馬鹿bakaをするwosuru時tokiゃxya 死shiぬnu気kiでやってdeyatte
悔kuいをiwo残nokoさずsazu 歩aruきたいkitai
丸maruくなるほどkunaruhodo 揉moまれたmareta命inochi
意地ijiをwo捨suてずにtezuni ここまできたがkokomadekitaga
惚hoれていながらreteinagara つらくするtsurakusuru
女房omaeひとりがhitoriga 気kiにかかるnikakaru
街machiをうるおすwouruosu 北上川kitakamigawaもmo
流nagaれre果haてないtenai 幾十ikujuu里ri
腹haraをくくったwokukutta 男otokoのno値打neuちchi
歩aruきki終owaればreba そのsono時toki決kiまるmaru
今日kyouもあしたもmoashitamo このkono人生jinsei
南部nanbuおろしのoroshino 風kazeやまずyamazu