花と龍 歌詞 杉良太郎 ふりがな付

出船でふね 入船いりふね 若松わかまつの
ゴンゾ稼業かぎょうの 道連みちづれは
意地いじと 度胸どきょうと 心意気こころいき
咲さいて散ちらせと 花はながいう
吠ほえて 走はしれと 龍りゅうがいう
遠賀おんが 川筋かわすじ 売うり出だしは ああ 花はなと龍りゅう

苦労くろうかけるな すまないと
かけて やりたい 詫わび言葉ことば
許ゆるせ お前まえは 恋女房こいにょうぼう
義理ぎりをたてたら 花はなが泣なく
情なさけすくえば 龍りゅうが泣なく
背せなで今宵こよいは なぜうずく ああ 花はなと龍りゅう

闇やみと 無情むじょうの 人ひとの世よに
せめて 小ちいさな 灯あかりでも
俺おれの この手てで 点ともしたい
嘘うそに 染そまらぬ 花はながある
天てんに 恥はじない 龍りゅうがいる
男おとこ一代いちだい まっしぐら ああ 花はなと龍りゅう