みちのく挽歌 歌詞 綾世一美 ふりがな付

吹雪ふぶきまじりに 汽笛きてきが鳴ないて
ふっとあんたの 面影おもかげが
くもりガラスの 窓まどに映うつって
長ながい冬ふゆです 寒さむい肌はだ
ハアー 夢ゆめでも 逢あいたいよ
ハアー 夢ゆめでも 抱だいとくれ
恋こいしさつのって ひとり泣なく

山やまの根雪ねゆきが 溶とけ出だす頃ころは
花はなも咲さかせる 風かぜも吹ふく
鳴瀬なるせの川かわに あんたの名前なまえ
呼よんでみました 淋さびしくて
ハアー 幼児こどものしぐさもよ
ハアー あんたに似にてくるよ
季節きせつの変かわりを 何度なんど見みる

ハアー 夢ゆめでも 逢あいたいよ
ハアー 夢ゆめでも 抱だいとくれ
涙なみだのみちのく 冬ふゆ挽歌ばんか