目めを覆おおいたくなる傷口きずぐちに砂糖水さとうみずを垂たらして
アイスキューブで麻痺まひさせたような 淡あわい 甘あまい 昼下ひるさがり
扇風機せんぷうきの首くびはちゃんと回まわした状態じょうたいにしておくのだよ
増幅ぞうふくする悪夢あくむの粒子りゅうしに 負まけないように
全然ぜんぜん痛いたくも痒かゆくもないから
君きみは泣ないたりしないでいいから
散々さんざん喚わめいて暴あばれて 泣ないたら
もう疲つかれたろう? タオルケットにくるまって眠ねむろう
手ての届とどかない空そら見みつめてる ビー玉だまみたいな目めが好すきよ
固かたく握にぎったその手ての平ひらの中なかには 何なにが入はいっているの?
遅おそくなってもいいけど
あんまり遠とおくには行いかないでね
夏祭なつまつり があるんだってさ
いつか
行いけたら なんて
二人ふたりでこのまま 静しずかに暮くらそう
どこにも繋つながらないこの部屋へやに
君きみの好すきなヒナゲシが咲さいたら
それはもう 綺麗きれいだろうな
全然ぜんぜん痛いたくも痒かゆくもないから
君きみは泣ないたりしないでいいから
散々さんざん喚わめいて暴あばれて 泣ないたら
もう疲つかれたろう? タオルケットにくるまって眠ねむろう
こっちへ来きてよ
もうすぐ夏なつだ
目meをwo覆ooいたくなるitakunaru傷口kizuguchiにni砂糖水satoumizuをwo垂taらしてrashite
アイスキュaisukyuーブbuでde麻痺mahiさせたようなsasetayouna 淡awaいi 甘amaいi 昼下hirusaがりgari
扇風機senpuukiのno首kubiはちゃんとhachanto回mawaしたshita状態joutaiにしておくのだよnishiteokunodayo
増幅zoufukuするsuru悪夢akumuのno粒子ryuushiにni 負maけないようにkenaiyouni
全然zenzen痛itaくもkumo痒kayuくもないからkumonaikara
君kimiはha泣naいたりしないでいいからitarishinaideiikara
散々sanzan喚wameいてite暴abaれてrete 泣naいたらitara
もうmou疲tsukaれたろうretarou? タオルケットtaorukettoにくるまってnikurumatte眠nemuろうrou
手teのno届todoかないkanai空sora見miつめてるtsumeteru ビbiー玉damaみたいなmitaina目meがga好suきよkiyo
固kataくku握nigiったそのttasono手teのno平hiraのno中nakaにはniha 何naniがga入haiっているのtteiruno?
遅osoくなってもいいけどkunattemoiikedo
あんまりanmari遠tooくにはkuniha行iかないでねkanaidene
夏祭natsumatsuりri があるんだってさgaarundattesa
いつかitsuka
行iけたらketara なんてnante
二人futariでこのままdekonomama 静shizuかにkani暮kuらそうrasou
どこにもdokonimo繋tsunaがらないこのgaranaikono部屋heyaにni
君kimiのno好suきなkinaヒナゲシhinageshiがga咲saいたらitara
それはもうsorehamou 綺麗kireiだろうなdarouna
全然zenzen痛itaくもkumo痒kayuくもないからkumonaikara
君kimiはha泣naいたりしないでいいからitarishinaideiikara
散々sanzan喚wameいてite暴abaれてrete 泣naいたらitara
もうmou疲tsukaれたろうretarou? タオルケットtaorukettoにくるまってnikurumatte眠nemuろうrou
こっちへkotchihe来kiてよteyo
もうすぐmousugu夏natsuだda