白い部屋 歌詞 沢田研二 ふりがな付

朝あさの光ひかりに ひとりめざめて
なにげなしに あなた呼よんだ
答こたえなんか 聞きこえて来こない
わかっていたはずだ 僕ぼくは
いつもコーヒー 冷さめてしまうと
僕ぼくをゆすり 起おこした人ひと
それが今いまは かけがえのない
だいじな やさしさと 知しった

あなたが消きえて こんなに部屋へやは
うつろに 冷つめたいばかり
むなしい広ひろさ うずめるものは
あなたのほかにない

いつか二人ふたりで 買かったレコード
かけてみれば 想おもい出だすよ
ふざけながら 踊おどってみせた
あなたの あの姿すがた うかぶ
そこのゆり椅子いす いつもすわって
毛糸けいと編あんで 唄うたっていた
今いまは白しろい 広ひろがりばかり
あの日ひの暖あたたかさ 消きえた

あなたが消きえて こんなに部屋へやは
うつろに 冷つめたいばかり
むなしい広ひろさ うずめるものは
あなたのほかにない

あなたが消きえて こんなに部屋へやは
うつろに 冷つめたいばかり
むなしい広ひろさ うずめるものは
あなたの愛あいだけ