ひとはしずかに足あしをとめ
旅たびに別わかれを告つげるでしょう
もとめつづけた故里ふるさとを
「萩はぎ」にみつけて 「萩はぎ」にみつけて
藍場あいば川がわには鯉こいが棲すむ
白壁しらかべ土蔵どぞうのつづく道みち
もいちど逢あいたいあのひとの
花はなびらほどの耳みみのたぶ
幼おさなさのこる耳みみのたぶ
指月しづき橋ばしから猫ねこの丁ちょう
菊屋きくや横丁よこちょう 蔵田くらた筋すじ
昔むかしながらの優やさしさに
「萩はぎ」はひっそり 「萩はぎ」はひっそり
旅たびのこころは傷きずくなる
小窓こまどの格子かくこも朽くちかけて
崩くずれた築地つきじにこぼれてる
入いり陽ひの色いろの夏なつミカン
たわわに揺ゆれる夏なつミカン
藍場あいば川がわには鯉こいが棲すむ
白壁しらかべ土蔵どぞうのつづく道みち
もいちど逢あいたいあのひとの
花はなびらほどの耳みみのたぶ
幼おさなさのこる耳みみのたぶ
ひとはしずかにhitohashizukani足ashiをとめwotome
旅tabiにni別wakaれをrewo告tsuげるでしょうgerudesyou
もとめつづけたmotometsuduketa故里furusatoをwo
「萩hagi」にみつけてnimitsukete 「萩hagi」にみつけてnimitsukete
藍場aiba川gawaにはniha鯉koiがga棲suむmu
白壁shirakabe土蔵dozouのつづくnotsuduku道michi
もいちどmoichido逢aいたいあのひとのitaianohitono
花hanaびらほどのbirahodono耳mimiのたぶnotabu
幼osanaさのこるsanokoru耳mimiのたぶnotabu
指月shiduki橋bashiからkara猫nekoのno丁chou
菊屋kikuya横丁yokochou 蔵田kurata筋suji
昔mukashiながらのnagarano優yasaしさにshisani
「萩hagi」はひっそりhahissori 「萩hagi」はひっそりhahissori
旅tabiのこころはnokokoroha傷kizuくなるkunaru
小窓komadoのno格子kakukoもmo朽kuちかけてchikakete
崩kuzuれたreta築地tsukijiにこぼれてるnikoboreteru
入iri陽hiのno色iroのno夏natsuミカンmikan
たわわにtawawani揺yuれるreru夏natsuミカンmikan
藍場aiba川gawaにはniha鯉koiがga棲suむmu
白壁shirakabe土蔵dozouのつづくnotsuduku道michi
もいちどmoichido逢aいたいあのひとのitaianohitono
花hanaびらほどのbirahodono耳mimiのたぶnotabu
幼osanaさのこるsanokoru耳mimiのたぶnotabu