月の法善寺横町 歌詞 天童よしみ ふりがな付

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よみ:つきのほうぜんじよこちょう

月の法善寺横町 歌詞

天童よしみ

2010.9.22 リリース
作詞
十二村哲
作曲
飯田景応
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庖丁ほうちょう一本いっぽん さらしにまいて
たびへでるのも 板場いたば修業しゅぎょう
ってて こいさん
かなしいだろが
ああ わか二人ふたりおもにじむ法善寺ほうぜんじ
つき未練みれん十三夜じゅうさんや

『こいさんがわてを、はじめて法善寺ほうぜんじれててくれはったのは、
ふじ」に奉公ほうこうのぼったばんやった。
はよ立派りっぱ板場いたばはんになりいや」うて、
ながこと水掛みずかけ不動ふどうさんにおねがいしてくれはりましたなァ。
あのばんからわたしは、わたしはこいさんが、きになりました。』

うでをみがいて 浪花なにわもどりゃ
れてわれる なかではないか
ねがい こいさん
かずにおくれ
ああ いまのわたしには 親方おやかたはんにすまないが
あじ暖簾のれんにゃ たぬ

ほどくるしかったわたしらのこいも、親方おやかたはんはゆるしてくれはった。
あとはみっちり庖丁ほうちょう修業しゅぎょうんで一人前いちにんまえ料理人りょうりにんになることや。
「な、こいさん、っててや……。ええな、こいさん。」』

意地いじこいとを 庖丁ほうちょうにかけて
両手りょうてあわせる 水掛みずかけ不動ふどう
さいなら こいさん
しばしのわか
ああ 夫婦善哉めおとぜんざい おも横丁よこちょう法善寺ほうぜんじ
名残なごりつきない ともがうるむ

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曲名:月の法善寺横町 歌手:天童よしみ