ひとり街角 歌詞 天童よしみ ふりがな付

夜よるの街まちを さ迷まよえば 頬ほおに風かぜが冷つめたくて
今いまは帰かえりたくないのよ 待まつ人ひとも居いない 寒さむい部屋へやに
終おわった恋こいだと分わかっていても
ばかだね 聞きき分わけのない心こころ
愛あいしてる… 愛あいしてる… 忘わすれられない
涙なみだ 胸むねの空あき間まに揺ゆれる ひとりの街角まちかど

赤あかく染そめたマニキュアの 色いろもなぜか淋さびしくて
いくら名前なまえ呼よんでみても あなたにはどうせ届とどかないの
哀かなしい別わかれの待まち伏ぶせさえも
ばかだね 気きづかずに居いた私わたし
抱だきしめて… 抱だきしめて… もう一度いちどだけ
濡ぬれた まつ毛げの先さきが揺ゆれて たたずむ街角まちかど

あふれる人込ひとごみの中なかに今日きょうも
ばかだね あなたさがしてしまう
愛あいしてる… 愛あいしてる… 忘わすれられない
瞳ひとみ 閉とじて面影おもかげ揺ゆれる ひとりの街角まちかど