紅べにをささない くちびるは
愛あいの言葉ことばに ふるえがち
抱いだいて語かたれば いいけれど
それではからだが こわれそう
野暮やぼな男おとこが 目めを伏ふせて
息いきをするのも 苦くるしげに
切せつない思おもいを 通かよわせる
咲さかぬなら
咲さくまで待まとう 花蕾はなつぼみ
咲さかぬなら
咲さかせてみせよう 花蕾はなつぼみ
咲さかぬなら
忘わすれてしまえ 花蕾はなつぼみ
小首こくびかしげて もの想おもう
好すきな歌うたなど 口くちずさむ
いずれ女おんなに なるけれど
今いままだ稚いとけない その姿すがた
いつか誰だれかの 言葉ことばにも
パッと色いろづく こともある
その日ひをおそれて 見みるばかり
咲さかぬなら
咲さくまで待まとう 花蕾はなつぼみ
咲さかぬなら
咲さかせてみせよう 花蕾はなつぼみ
咲さかぬなら
忘わすれてしまえ 花蕾はなつぼみ
咲さかぬなら
咲さくまで待まとう 花蕾はなつぼみ
咲さかぬなら
咲さかせてみせよう 花蕾はなつぼみ
咲さかぬなら
忘わすれてしまえ 花蕾はなつぼみ
紅beniをささないwosasanai くちびるはkuchibiruha
愛aiのno言葉kotobaにni ふるえがちfuruegachi
抱idaいてite語kataればreba いいけれどiikeredo
それではからだがsoredehakaradaga こわれそうkowaresou
野暮yaboなna男otokoがga 目meをwo伏fuせてsete
息ikiをするのもwosurunomo 苦kuruしげにshigeni
切setsuないnai思omoいをiwo 通kayoわせるwaseru
咲saかぬならkanunara
咲saくまでkumade待maとうtou 花蕾hanatsubomi
咲saかぬならkanunara
咲saかせてみせようkasetemiseyou 花蕾hanatsubomi
咲saかぬならkanunara
忘wasuれてしまえreteshimae 花蕾hanatsubomi
小首kokubiかしげてkashigete ものmono想omoうu
好suきなkina歌utaなどnado 口kuchiずさむzusamu
いずれizure女onnaにni なるけれどnarukeredo
今imaまだmada稚itokenaいi そのsono姿sugata
いつかitsuka誰dareかのkano 言葉kotobaにもnimo
パッpaxtuとto色iroづくduku こともあるkotomoaru
そのsono日hiをおそれてwoosorete 見miるばかりrubakari
咲saかぬならkanunara
咲saくまでkumade待maとうtou 花蕾hanatsubomi
咲saかぬならkanunara
咲saかせてみせようkasetemiseyou 花蕾hanatsubomi
咲saかぬならkanunara
忘wasuれてしまえreteshimae 花蕾hanatsubomi
咲saかぬならkanunara
咲saくまでkumade待maとうtou 花蕾hanatsubomi
咲saかぬならkanunara
咲saかせてみせようkasetemiseyou 花蕾hanatsubomi
咲saかぬならkanunara
忘wasuれてしまえreteshimae 花蕾hanatsubomi