アマノジャクの独白 歌詞 オトループ ふりがな付

ひとりぼっちは嫌いやなのにさ つい「入はいってくんな」
全然ぜんぜん大丈夫だいじょうぶじゃない けど「平気へいきだよ」
本当ほんとうは引ひき止とめて欲ほしい でも「もう帰かえる」
かまってくれて嬉うれしいのに 「うざい あっち行いけよ」

そうやって皆みんな追おい払はらって いつだって寂さびしくなる癖くせに
なんであんな事こと言いっちゃうんだろう
いつも後あとから自己嫌悪じこけんお

「助たすけて欲ほしい」 「行いかないで欲ほしい」
素直すなおに言いえたら どんなにいいだろう
口くちをつくのは トゲのある言葉ことば
ウラハラの奥おくに 本音ほんねを閉とじ込こめたまま

いつからだろうこんなに 不器用ぶきようになったのは
いつからだろうこんなに 無愛想ぶあいそうになったのは
解わかってる誰だれが見みたって 可愛かわいくない 自分じぶん
差さし伸のべられた手てにもどうして いいのかわからない

誰彼だれかれ構かまわず寄よりかかって 心こころのバランスをとっている
そんな友達ともだちが好すきになれない けど どこか羨うらやましい

「ありがとう」とか 「ごめんなさい」とか
考かんがえるより早はやく 伝つたえられたらな
言葉ことばが足たりない 理屈りくつじゃ足たりない
掛かけ違ちがえたボタン みたいに 不揃ふぞろいな感情かんじょう

AH 肩書かたがきも 僕ぼくというヒトのかたちも
ひとつずつめくって全部ぜんぶ 剥はぎ取とった
最後さいごの最後さいごに残のこる本音ほんねは一体いったい何なんだろう?

裏切うらぎられんのが怖こわいのか 傷きずつくことが怖こわいのか
もうやめたいよ こんな僕ぼくを

「助たすけて欲ほしい」 「行いかないで欲ほしい」
SOSは今日きょうも 声こえに出だせない
「ありがとう」とか 「ごめんなさい」とか
本当ほんとうは誰だれより解わかっているつもり
今日きょうもひとりで 持もて余あましている
そう 誰だれよりアマノジャクな僕ぼくのココロを