もう二度と戻れないあの頃に 歌詞 そこに鳴る ふりがな付

いつもと同おなじ道みち同おなじ景色けしき 歩あるき回まわり
いつもと違ちがうのは 隣となり一人分ひとりぶんの虚無きょむで
何なにも言ことの葉はを語かたる術すべをなくしたまま
地ちに着つきそうな肩かたを支かえ歩あるく

既すでになくなる手段しゅだん 遠とおざく姿すがた 気きが違ちがうほど
見違みちがえてすり減へって消きえていく気持きもちほど
耐たえきれなくて

もう二度にどと姿すがたを意識いしきさせないで あなたを想おもう情動じょうどうに疼うずくから
もう一度いちど悪気わるぎない笑顔えがおの先さきに 出会であって生いきたい
腐くさった私わたしを壊こわして

遠慮えんりょのないほどに廻まわるその秒針びょうしんが 忘わすれたいことは君きみを意識いしきづけて
既すでに終おわったことさ 変かわらないから何なにを望のぞんでも
変かわらない救すくえない日常にちじょうでさえ
手遅ておくれだから

今いまだけ もう一度いちど帰かえりたいけど 願ねがっても叶かなわないだろうな
ありがとう そんな言葉ことばでさえ二度にどと
聞きかずに見みれずに死しぬんだろう
聞きかずに見みれずに死しぬんだろう