シアワセな機械 歌詞 リリィ、さよなら。 ふりがな付

自分じぶんが嫌きらい 自信じしんだってない だから今いますぐ消きえてしまいたい
心こころがもう 錆さび付ついて 上手うまく機能きのうしてくれないの

「いっそ機械きかいになりたいな。笑わらったり泣ないたりしないで済すむ。」
哀かなしいこと言いうなって
「そんなあなたも好すきなんだから。」

笑わらってみてよ 下手へたくそでいいよ
僕ぼくでよければ側そばにいる
「優やさしすぎてロボットみたいだね。」って
過すぎた褒ほめ言葉ことばだよ
君きみを無限むげんに甘あまやかしていられる シアワセな機械きかいさ

自分じぶんが好すき 根拠こんきょはない だけど君きみと出逢であってから
僕ぼくはきっと 今いまようやく 人間にんげんになれた気きがするよ

こなしてく日々ひびに消きえた表面ひょうめん 全然ぜんぜん反応はんのうしない中心部こころ
スイッチ切きり替かえているだけの そんな僕ぼくを救すくってくれたから

笑わらうっていいな 生いきてるみたいで
傷きずついても愛いとおしい
「ロボットみたいなことを言いうのね。」って
笑わらう君きみの側そばにいたい
そして静しずかに終おわりが来くる日ひも おどけてみせるから

出逢であって僕ぼくに命いのちをくれた そんな君きみの想おもいなら
何なんだって受うけ止とめてあげたい 僕ぼくから一ひとつだけのお願ねがい
少すこしだけ ほんの少すこしだけ 僕ぼくが好すきな君きみのこと
好すきになってほしいんだ じゃないと僕ぼくは

涙なみだがぽろぽろこぼれてしまう 壊こわれた機械きかいみたいに
「人間にんげんくさいよ。」と君きみが抱だきしめてくれる
その腕うでが温あたたかくてさ

笑わらっていよう 下手へたくそでもいい
僕ぼくでよければ側そばにいて
「優やさしすぎてロボットみたい。」でいい
それはおあつらえ向むきさ
君きみを最期さいごまで大切たいせつに想おもえる
世界せかいで一番いちばんシアワセな機械きかいさ