「東京」 歌詞 MERRY ふりがな付

人ひとで溢あふれかえる赤あかの交差点こうさてん 踏ふみ出だせば楽らくになれるかな?
過去かこの自分じぶんが今いまもこの胸むねに問といかける 夢ゆめは叶かなった?東京とうきょう
青あおに変かわった信号しんごうみんなが僕ぼくを追おい越こしていく
嗚呼ああ...此処ここでも一人ひとり取とり残のこされるんだね...
沢山たくさん蒔まいたはずの種たね 咲さくのは悩なやみの花はなばかり
現実げんじつ逃避とうひを繰くり返かえす 日々ひび抜ぬけ殻がら 枯かれた心こころに聞きいてみた
なぜこの場所ばしょに居続いつづけるのだろう
街まちには 夢ゆめで膨ふくらんだ色鮮いろあざやかな飛行船ひこうせんが飛とぶ
きっと夢ゆめは咲さくはず いつか幸しあわせを掴つかみたい
追おい続つづけた夢ゆめはまだ 此処ここにある... 東京とうきょうよ
傷きずついて彷徨さまよっていたんだ 風かぜもない 誰だれも居いない
この路地裏ろじうらで 雨あめに打うたれ 耳みみを澄すまし アスファルトに倒たおれて
待まっている 待まっている いつかは夢咲ゆめさきくものだと
時ときが通とおり過すぎる街まち 東京とうきょう
背せを向むけ逆向ぎゃくむきに歩あるいてきたわけじゃないけど
たどり着つくのはいつもの見慣みなれた場所ばしょ
今いままで手てにした幸しあわせより、無なくした物ものの方ほうが
ずいぶん多おおかったけれど それにもいつしか馴なれてしまった... 東京とうきょうよ
傷きずついて 彷徨さまよっていたんだ 風かぜもない 誰だれも居いない この路地裏ろじうらで
雨あめに打うたれ 耳みみを澄すまし アスファルトに倒たおれて
待まっている 待まっている きっといつかは
だから東京とうきょう もう少すこし居いさせて此処ここに
追おい続つづけた夢ゆめの記憶きおくと 居いたいんだ 此処ここに
今日きょうより明日あした 明日あしたより未来みらいが 少すこし違ちがっていればいい
救すくいなど誰だれも求もとめていないさ、此処ここは
東京とうきょう