聖橋で 歌詞 すぎもとまさと ふりがな付

あなたは売うれない小説しょうせつを
ためいきついて 書かいている
見果みはてぬ夢ゆめと知しりながら
わたしは横よこについている

大おおきな愛あいだと信しんじても
ついうなだれてしまいそう
貧まずしいことは 平気へいきでも
このままここに いられない

だから 私わたしは鬼おにになる
あなたを捨すてて よそへ行いく
二年にねん二にヵ月かげつ二日目ふつかめに
ここで逢あいましょう 聖せい橋ばしで

あなたと暮くらした 四畳半よじょうはん
きれいに掃除そうじしたあとで
涙なみだのしみた手紙てがみ書かき
机つくえの上うえに置おいておく

小説しょうせつ書かくのもいいけれど
あなたは少すこし 甘あまったれ
自分じぶんで生いきる気きになって
こういうわたし 見返みかえして

そうよ わたしは鬼おにになる
泣なき泣なき恐こわい顔かおをする
二年にねん二にヵ月かげつ二日目ふつかめに
ここで逢あいましょう 聖せい橋ばしで

だから わたしは鬼おにになる
あなたを捨すてて よそへ行いく
二年にねん二にヵ月かげつ二日目ふつかめに
ここで逢あいましょう 聖せい橋ばしで