modern 歌詞 Art Building ふりがな付

夜よるの姿すがたをまた君きみはいつか黒くろく染そめたよな
右手みぎてには筆ふでを持もってさ絵えを描かいてた
あの日ひの事こと

独ひとり言ごとが増ふえたよ
あの日ひ君きみが部屋へやを出でてからさ
少すこし寝ねて起おきたら朝あさで
錯覚さっかくしてた部屋へやの隅すみ

朝あさに眠ねむって夜よるに生いきるような
それなりの日々ひびは送おくれるから
雨あめの日ひの音おとも消きえてゆく
君きみが終おわらせた春はるを
そこで待まってよう

夜よるの姿すがたをまた君きみはいつか黒くろく染そめたよな
右手みぎてから離はなれたのは伝つたえたい事こと拒こばんでいる
いつもの道みちを下くだってさ
尖とんがってた日々ひびあかりを灯ともして
知しりたくはなかった言葉ことば
耳みみを塞ふさいで唱となえている

僕等ぼくら叶かなえてしまうよ
夜よるの街まちに溶とけたその時ときに
映画えいがのよう全すべて壊こわして
いつかの景色けしきがまた顔かおを出だす

朝あさに眠ねむって夜よるに生いきるような
それなりの日々ひびは送おくれるから
雨あめの日ひの音おとも消きえてゆく
君きみが終おわらせた春はるを
そこで待まってよう