翳かげりゆく世界せかいに残のこされた七色なないろの記憶きおくを
白鳥しらとりは黒くろい湖みずうみに溶とかしていた
希望きぼうなんていらない 夢ゆめなんていらない
湖みずうみに映うつる自分じぶんの美うつくしい姿すがただけ見みてればいい
見みてればいいの
ひとりぼっちでも
よろこびを天てんまで届とどかせることができる
ひとつだけ願ねがいがあるとすれば
砂漠さばくを歩あるいてみたい
そしてもうひとつ願ねがえるなら
涙なみだをこぼしてみたい
ひとりぼっちでも
よろこびを天てんまで届とどかせることができる
その夜よる 白鳥しらとりは美うつくしく眠ねむりについた
新あたらしい世界せかいの妖精ようせいたちに見守みまもられて
月つきのかがやく湖みずうみに白鳥しらとりの涙なみだこぼれてゆく
翳kageりゆくriyuku世界sekaiにni残nokoされたsareta七色nanairoのno記憶kiokuをwo
白鳥shiratoriはha黒kuroいi湖mizuumiにni溶toかしていたkashiteita
希望kibouなんていらないnanteiranai 夢yumeなんていらないnanteiranai
湖mizuumiにni映utsuるru自分jibunのno美utsukuしいshii姿sugataだけdake見miてればいいterebaii
見miてればいいのterebaiino
ひとりぼっちでもhitoribotchidemo
よろこびをyorokobiwo天tenまでmade届todoかせることができるkaserukotogadekiru
ひとつだけhitotsudake願negaいがあるとすればigaarutosureba
砂漠sabakuをwo歩aruいてみたいitemitai
そしてもうひとつsoshitemouhitotsu願negaえるならerunara
涙namidaをこぼしてみたいwokoboshitemitai
ひとりぼっちでもhitoribotchidemo
よろこびをyorokobiwo天tenまでmade届todoかせることができるkaserukotogadekiru
そのsono夜yoru 白鳥shiratoriはha美utsukuしくshiku眠nemuりについたrinitsuita
新ataraしいshii世界sekaiのno妖精youseiたちにtachini見守mimamoられてrarete
月tsukiのかがやくnokagayaku湖mizuumiにni白鳥shiratoriのno涙namidaこぼれてゆくkoboreteyuku