ひとつ 窓辺まどべに ひとつ 窓越まどごしに
時ときは 過すぎてく
とても 数かぞえきれぬまに 夜よるが 今日きょうも来くる
数かずをかぞえながら 想おもうのは 移うつり変かわる 日々ひびを
愛いとしくみつめる 君きみの気配けはい 重かさなりつづける 音おと
あゝああ まだそこにある 慣なれない 静しずけさ
南みなみの窓まどから 季節きせつが迷まよい込こんでくる
また終おわりを 告つげながら
ひとつ 忘わすれても ひとつ 思おもい返かえすたび
そこに 隠かくれている
何なにも見みつからないままの 夜よるが 明あけてゆく
硝子がらすを漂ただよう木陰こかげが 綺麗きれいごとを 許ゆるしながら 行いくのを
優やさしくみつめる 君きみの気配けはい まだ そこにあるもの
あゝああ また静しずけさが 優やさしく 胸むねをたたく
南みなみの窓まどから 季節きせつが迷まよい込こんでくる
また終おわりを 告つげながら
あゝああ まだそこにある 慣なれない 静しずけさ
南みなみの窓まどから 季節きせつが迷まよい込こんでくる
また終おわりを 告つげながら
始はじまりを 残のこしたまま
ひとつhitotsu 窓辺madobeにni ひとつhitotsu 窓越madogoしにshini
時tokiはha 過suぎてくgiteku
とてもtotemo 数kazoえきれぬまにekirenumani 夜yoruがga 今日kyouもmo来kuるru
数kazuをかぞえながらwokazoenagara 想omoうのはunoha 移utsuりri変kaわるwaru 日々hibiをwo
愛itoしくみつめるshikumitsumeru 君kimiのno気配kehai 重kasaなりつづけるnaritsudukeru 音oto
あゝaa まだそこにあるmadasokoniaru 慣naれないrenai 静shizuけさkesa
南minamiのno窓madoからkara 季節kisetsuがga迷mayoいi込koんでくるndekuru
またmata終oわりをwariwo 告tsuげながらgenagara
ひとつhitotsu 忘wasuれてもretemo ひとつhitotsu 思omoいi返kaeすたびsutabi
そこにsokoni 隠kakuれているreteiru
何naniもmo見miつからないままのtsukaranaimamano 夜yoruがga 明aけてゆくketeyuku
硝子garasuをwo漂tadayoうu木陰kokageがga 綺麗kireiごとをgotowo 許yuruしながらshinagara 行iくのをkunowo
優yasaしくみつめるshikumitsumeru 君kimiのno気配kehai まだmada そこにあるものsokoniarumono
あゝaa またmata静shizuけさがkesaga 優yasaしくshiku 胸muneをたたくwotataku
南minamiのno窓madoからkara 季節kisetsuがga迷mayoいi込koんでくるndekuru
またmata終oわりをwariwo 告tsuげながらgenagara
あゝaa まだそこにあるmadasokoniaru 慣naれないrenai 静shizuけさkesa
南minamiのno窓madoからkara 季節kisetsuがga迷mayoいi込koんでくるndekuru
またmata終oわりをwariwo 告tsuげながらgenagara
始hajiまりをmariwo 残nokoしたままshitamama