やさしい恋の始めかた 歌詞 リリィ、さよなら。 ふりがな付

君きみのその目めから たった今いまこぼれ落おちた
海原うなばらをせき止とめるこの指ゆびが乾かわく頃ころ

あいつは遠とおい街まちでよろしくやっているよ
さぁ 帰かえろう 手てを取とって 大丈夫だいじょうぶ 怖こわがらないで

哀かなしい哀かなしい恋こいの終おわり
その横よこによかったらいさせて
やさしいやさしい気持きもちで
君きみを見みつめていたいんだ

「きっと君きみならいつか『忘わすれたい。』じゃなくて
『忘わすれなくていい。』って思おもえる日ひが来くるよ。
そして歩あるき出だす日ひに最初さいしょに君きみに手てを差さし出だすのは
もしよかったら僕ぼくがいいな。どうかな。」

「私わたしは誰だれからも必要ひつようとされてないし、
取とるに足たらないし 情なさけなくて自信じしんもないし。

哀かなしい哀かなしい恋こいの終おわり
それが私わたしにはちょうどいいのよ。
優やさしい優やさしいあなたに
似合にあう人間にんげんじゃないのよ。」

君きみは泣なくけど

「僕ぼくは君きみと初はじめて出逢であった時ときから
とても大切たいせつなものをもらったんだ
それは君きみにとっては何なんでもない
ものかも知しれないけど
今いまから言いうね。

本当ほんとうは泣なき虫むしな君きみのこと笑わらわせたい
欲よくを言いえば 愛あいさせてくれないかなって気持きもち
初はじめてくれたから 僕ぼくは君きみを選えらんだのよ。」

「冗談じょうだんみたい。」って君きみが笑わらったそばで 嬉うれしそうな顔かおで今度こんどは泣なくから
僕ぼくもつられて泣ないて 朝あさまで2人ふたりぐちゃぐちゃになったまま
また眠ねむろう

そうだ
やさしい恋こいを始はじめよう
僕ぼくとやさしい恋こいを始はじめよう
一緒いっしょにやさしい恋こいを始はじめよう