削りゆく命 歌詞 清木場俊介 ふりがな付

どうして人ひとは他人たにんの 評価ひょうかばかりを考かんがえて
誰だれかの顔色かおいろばかりを 気きにして生いきてるんだろう。

どうして僕ぼくは他人たにんより 頭あたまがイカれてると思おもわれる?
誰だれかの顔色かおいろばかりを 眺ながめるのはもうウンザリだ。

振ふり上あげる拳こぶしを ポケットで握にぎりしめ
唱となえ続つづけた十字架じゅうじかも 容易たやすくまた砕くだかれて逝いく。

たかが知しれてる命いのちなら 誰だれかの為ために死しねもしない
己おのれの大切たいせつな命いのちこそ 張はれる時ときに削けずりたい

どうして君きみも他人たにんの 評価ひょうかばかりを考かんがえて
誰だれかの顔色かおいろばかりを 気きにして生いきてるんだろう。

叩たたき付つけた鏡かがみを 見下みおろせば心こころも粉々こなごなだ
かなぐり捨すてた十字架じゅうじかも やがてもろく錆さびていくのか?

たかが知しれてる想おもいなら 愛あいする人ひとに残のこせもしない
己おのれの大切たいせつな命いのちなら 張はってでも繋つなぎ止とめたい。

たかが知しれてる命いのちなら 誰だれかの為ために死しねもしない
己おのれの大切たいせつな命いのちこそ 張はれる時ときに削けずりたい。
己おのれの大切たいせつな命いのちこそ 張はれる時ときに…削けずりたい。